ドーム・ハウスの光と陰

ドームハウス
ライフデザイン研究所(ドームハウス愛媛)

2011年5月17日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
ナチュラル・ハウスとしてのドーム・ハウスの魅力について考えています。 日本的な美と未来型のエコ・ハウスのチューニングとは、光の陰影が深く関わって いるような気がしています。
谷崎潤一郎は「陰影礼賛」の中で日本の「光と影」、特に「薄暗い」という光の状態を多く 語っています。 『その薄暗い光線の中にうずくまって、ほんのり明るい障子の反射を受けながら瞑想に耽り、また窓外の庭の景色を眺める気持ちは、何とも言えない』と厠を語り、『日本の漆器の美しさは、そういうぼんやりした薄明かりの中に置いてこそ、初めて本当に発揮される』 とかすかな明かりを賛美しているのです。
朝まだきの薄闇の中のドーム・ハウス。 光が生まれる時間帯にゆるゆるとその地球型の形態が立ち現われてゆく風景は何かしら 未来型のエコ・ハウスの日本的な美を感じさせてくれます。
それは、竪穴式住居のようなかぎりなく古代の感性と「宇宙船地球号」としての未来的形態が出会う場所なのかもしれません。 全国を巻き込む空前の震災という事件を経過して、わたしたちはふたたび「家族を守るシェルター」 としての住まいを考えています。 ドーム・ハウスは未来に向かうナチュラル・ハウスの展開を提案してくれる白いキャンバスだと 考えています。

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