地球生活のグランド・デザイン

夢の里とべ見学会
夢の里とべ見学会
千と千尋の神隠し「いのちの名前」

2010年2月10日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)
やまねこは、朝から夢の里とべで、ドーム・ハウスをてがける上弘社長のHさんと地積測量を すませて、夢の里の社長、専務さんと話し合っていました。もっぱら、セカンド・ライフの ライフ・デザインを巡って、興味深いテーマです。
上弘の社長Hさんによるとセカンド・ライフは二期に分かれるというのです。定年後のセカンド・ ライフと介護・医療が必要となる後期高齢期です。 個人差はありますが、この第一期目のセカンド・ライフが長期化しているというのが現状です。
夢の里Y社長は 『セカンド・ライフは、個人主義化している。この期間をどう過ごすかを提案する ライフ・デザインは、個人に任されているが、行政は全く形式上のことしか問題にしていない。 しかも、すでに税金上の原資が尽きることも眼に見えている。』 と問題を指摘すると 『みんなが知恵を出し合った助け合うようなコミュニティ・・・昔の村落のような相互扶助と同時 にそれぞれが成り立ってゆける生産性を兼ねそなえた生産共同体が必要だ。』とH社長が答えます。 深い職人の知恵を温めてきた社長と工業デザインと言う巨大プロジェクトを推進してきた社長の ロハス・ライフ・デザインを巡る対話は、傍らで聞いていても尽きないアイデアとインスピレー ションに満ちたものでした。
某住宅メーカーによればセカンド・ライフのキャッチ・コピーは次のようなものです。 『都会の喧騒から離れて、木々や花々を毎日愛でたい、土をいじり畑を耕したい、のんびりと星空 を眺めたい、釣りや陶芸などの趣味に没頭したい…。 人生のセカンドステージをゆっくりと自然の中で暮らしたいとお考えなら、そこでの暮らしをじっくりと味わう定住ライフを、セカンドハウスとして週末やお休みを利用して楽しむ週末ライフを。どちらのタイプが最適か、お客様のイメージ、暮らし方をお聞きしながら、ご提案いたします。』
しかし、ここにある発想は、ひたすら消費一辺倒のカタログ・カルチャー・ライフです。
やまねこは、今年夢の里とべにライフ・デザイン研究所を設立することを通して 地球型ライフ・デザインを提案してゆこうと考えています。 それは、従来の消費型生活から循環型生活へとライフ・モードを大きく塗り替えるような生活の リストラクュアリングをめざすものです。 住むこと・作り育てること・楽しむこと・分かち合うことをテーマに環境・エネルギー・農業 食文化・商業・スピリチュアリティや健康などのクォリティ・オブ・ライフの糸を織る生命の ファブリック(織物)を個々につむぎだすことなのだと考えています。
スロー・ライフ、ロハス・ライフは、絵に描いた餅ではなく、日々の生活の営みの中に自分が 描いた夢をゆるやかに織り込んでゆくという作業がともなうはずなのです。 カルチャー・クリエイティブとは、低消費・高生産を意識しながらミニマム・サイズの「生きがい」 の探求を試みるということなのだろうと思うのです。そんな地球型グランド・デザインの拠点を 夢の里とべで実践してゆきたいのです。それは、単純に田舎暮らしに戻ることではないでしょうし ライフ・カタログの一ページを付け加えることでもないような気がします。

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