脳で遊ぶ

2014年4月24日

はい、どっと・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこローン・レンジャーでおます。
脳内メイカーというものが一頃流行りました。一種の姓名判断なのですが、なにかしら 「当たっているような怪しい気分」にさせてくれるようで、ずいぶん人気でした。 今では「そんなもん、あったかねー。」という類のものです。
それほどに私たちの脳は「だまされやすく、思い込みやすい」ものです。
吊り橋の上でプロポーズされると脳は「こんなにドキドキするのはこの人と運命的なつながり があるためだ。」と脳は勘違いする。吊り橋の上だからドキドキするとわかっていても感情は 違う解釈をしてしまう例だそうです。
脳は単純ですが、人の心は複雑です。 人は論理よりも感情で動かされます。そして感情は深いところから浮かび上がってくるもの。
恋はどこから始まるでもなく始まる。しかし、論理は限定的です。 ロジックで割り切れないから人の心は複雑なのです。
人の認知作用を研究する学問を認知科学と言うそうです。 人工知能をモデルとして様々人間の行動や心理や認識機能を分析してゆきます。 大脳の脳科学とともに意識の認識や学習などを総合的に研究する学問だそうです。
あまりにも専門的なので私には半ば「占いみたいなもんかな。」とアバウトに捉えかねない 分野です。
なんでも人間の意識を記号と関数に一度記号化・数量化して捉えなおそうとする らしい。数学で人間の心がわかるものなのかなと常識ではおもえますが、人間の認知行動をひとつの 系と見るのだそうです。 それアンドロイドじゃないかと思いますが、けっこうこの解析に従った行動をとるのが人間 というものらしい。
多くの動物は本能のプログラムに従った行動をする。 人間の多くの要素も本能に従っていることは間違いありません。 しかし、動物になく人間にだけあるものは?と聞かれたら、それは「謎」としか答えられません。
「思考能力だけが人間に付与されている」と人間は考えますが動物が考えていない保証は どこにもありません。
本能のプログラムを逸脱した人間独自の部分がかえって見えにくくなってしまった時代が 私たちの時代なのかもしれません。

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