ノマド・ライフを考える2

『エクスポージャー』ロバート・フリップ

2012年7月14日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
やみを待ちながら、Makfiveさんの 『ノマド・ライフ』を読んでいます。
現代の遊牧民・・ノマドの経歴は「起業家/歌手←某IT企業(イマココ)←フランスのビジネススクール」←外資系投資銀行←アメリカの大学←日本の高校。ノマドを目指し「スーツケース1個、バックパック1個」で生活。
関心:音楽/ファッション/お笑い/金融/IT/ソーシャルメディア/ノマド/英語/Apple/スタバ/起業/バスケ/ギター/USCPA/プログラミング」 という多彩なものです。
トップエリートの道を歩いてきた彼が、スーツケースとipadと身ひとつで 移動生活をしているのは、現在的若者のシンボリックなライフ・スタイルのように思います。

『僕はよく周りの人に楽観的だと言われます。確かに自分でもそうだなと思うのですが、これはある考え方をするようになった事がきっかけです。それによってストレスとか悩みも特に無く幸せな人生をおくれています。よく有名ブロガーのちきりんさんなんかは、「幸せになるために、目標を低く持って人生をゆる~く生きよう」みたいな言い方をします。ストレスなどは理想と現実のギャップによりもたらされる場合が多いのでこの提案はかなり的を得ています。
一方で僕は、少し違った観点からストレスフリーな生き方を提案したいと思います』 と楽観的生き方を勧める一方で

『 死を意識した人間の強さは計り知れない スティーブ・ジョブズ、孫正義、三木谷浩史…これらの名だたる成功者達は、死というものに対してものすごく敏感な人達です。この人達は、自らが死に近い体験もしくは、身内の死などを経験したりして、人生は限りがあり、儚いものであるという意識を非常に強く持っています。そんな彼らはなりふり構わずリスクをガンガンとって成功しました。きっと死を間近に感じた人っていうのは本当に怖いもの知らずになるのでしょう。実は死という一見ネガティブな概念は、我々にとって最強のツールになり得るのです。 以上が僕が実践している楽観的に生きるための考え方なのですが、これって言われてみれば当たり前の事だと思います。
キーワードは「死」ということになります。人は死ぬ気になれば何でも出来るというのは本当なんだと思います。ただ、人は皆毎日の生活で忙しく死について忘れて過ごしてしまいます。一度暇な時間を作って、死とか人生とかについて自分の中で色々考えてみるといいかもしれません。そしてこんな結論に行き着いてくれれば幸いです』 と死への覚悟を語ります。

タオイスト的であったり、禅的であったり、個人主義的であったりする考え方と思いますが 一定の抑制が背景にあるような気がします。
草食系とでも言えるかな。 彼もまた草食系男子なのかもしれません。 とはいえ、低消費、インテレクチュアル、モバイル、ストレス・フリースタイルは当世若者気質 を踏襲しているようにも思えます。
バブル時代のような過剰な消費を嫌う傾向は、明らかに時代に即したものです。 いまだ、バブルの傷跡の中でゴルフなどしている過去の遺物のような方々からみれば 「何が、悲しゅうてこんな暮らししているの?」と言われそうですが、時代は明らかに サステイナブル社会に移行しつつあります。
バブル型消費と経済至上主義はあとかたもなく滅び去ってゆくのでしょう。 いよいよ、『創造的破壊の時代』が始まります。

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