冬のメンタル・ヘルス

2010年12月23日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおますよ。
冬ごもりのシーズンですね。心のゆとりについて考えていました。
やまねこが若い頃のむかしむかし、ラジオで『心のともしび』というカトリック教会の 番組がありました。遠藤周作さんなどクリスチャンが持ち回りで一言トークをするという わずか15分の番組です。そして、そのあとにローカルで流れるわずか10分の南海放送ラジオ で流れる門田洋子さんの『夜のバラード』を聞くことは、やまねこの若き日の日課でした。 このふたつの番組のおかげでわたしは、眠る前の半時間『瞑想タイム』を持つことができました。 あれから、すでに35年が過ぎます。
今夜は、やまねこの『心のともしび、夜のバラート』をお届けしましょう。
2010年のスローリビング松山アラビアン・ナイト一夜。
『ゆる時間を過ごしませんか?』 今日は、「時間のゆとり」についてです。
「ゆる時間の過ごし方と作り方レシピ」です。
人はよく「時間のゆとりがない」ので、生活を充分楽しめないと考えがちです。 勿論、同時にお金のゆとり・・ということも含めて言われますね。 「ヒマとお金」が「ゆとり」の代名詞のように思われているようなのですが、はたし てそうなのでしょうか ? わたしは、ゆとりというのは専らメンタルな問題で、スケジュールやお金などの外的 な問題ではないと思っています。 お金や時間があっても、あくせくとゆとりのない人は沢山いますし、むしろそういう 人の方が心のゆとりをなくしている場合の方が多いようです。
これは、不可思議な矛盾です。 ここに人間の欲望のメカニズムの不思議な働きがあるようなのです。
満たされない人は、より多くより早く、より大量に欲望の対象を求めます。 しかし、それが満たされたとしてもさらに多くを求めるという傾向があります。 決して満たされるということはないのです。
ある友人が「僕にはたった一億円しかない。これではゆとりある生活なんてできない よ」と言います。彼は、より多くの視点から見ているわけです。
またある知人は、「そんなぼんやりと空をみてる場合じゃないよ。そんな時間があっ たらもっと有効に使わなくちゃ」と言います。彼は時間を効率で見ているのです。
もう、おわかりと思いますが、ゆとりはその人との考え方や価値観の尺度で測られる ものです。何を大切なこととするかによって、ゆとりは姿を変えてゆくのです。
スケジュールに追われる生活は確かに心のゆとりを奪いますが、それは心と価値観の問題とも 密接にかかわっているということなのでしょう。 そして、満たされるためには、より多くより早く効率的にという思考から離れない限 り、わたしたちを満たしてはくれないようです。
ひと時の豊かな時間・・・たぶんそれは「わたしという内なる時間」に気づくことか ら、はじまるのかもしれませんね。このひそやかな安らぎの場所のような「ゆる時間」 は、外なる世界に探して見出せないものなのかもしれません。 この冬ごもりの時期にこそに、あなただけのゆる時間を楽しみませんか?


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