メンタル・ヘルスを考える 2

2008年5月8日

「ゆる系」という生き方の中で、メンタル・ヘルスを考えています。
このテーマについては、これまでいろいろと考えてきましたが、最近心がけていることをワン・ポイント書いてみましょう。

◎減点法よりも加点法でとらえる。

これは、たぶんにセルフ・イメージと同時に人間関係に深く関わることですが、自分や周囲や環境をどうとらえるかということです。たとえば、車検に査定と言うものがありますが、あれは減点法で車を評価しますよね。(^o^)
持ち点を100点とすると問題や故障ごとに減点してゆくという方式です。
問題点が多ければそれだけ低い評価となり場合によっては0点以下もありうるわけです。
これは相手が機械や物であれば、厳正な評価ができて便利な面もあるのですが、人間にあてはめるととんでもない否定的なものになります。ほとんどの人が零点または、マイナス点になってしまうのはほぼ確実です。何故ならば、人の欠点は長所でもあり、問題点は成長過程のプロセスであることが多く、人間関係となると折々変化してゆくもので、評価しにくく、あえて評価すればマイナスの方が圧倒的に多いからです。人間は基本的には他者とうまくいかない存在だからです。
そこで、自分や周りの人たちを加点法でとらえることを是非、お奨めしたいと思うのです。
持ち点は、ゼロからはじめるのです。
まず生きていること、まず生活していることで人間はほぼ50点をクリアしていますから、そのほかの加点を加えると当然プラス評価しか出てきません。
『それじゃあ、みんなプラスと言うことになってしまう』と思うかもしれませんが、すべてプラスになっても構わないのです。まず、基本的な肯定性の中で生活できるか否かがテーマだからです。
人間関係がうまくいかない人も、うまくいかない人生も否定的なセルフ・イメージも現実としてはあります。
でも、それば多分に「減点法で自分や周囲を評価した結果」のような気がするのです。
勿論、そんな脳天気なこと言っていたら、生きていけないと思う人もいるでしょう。
しかし、そうであればあるほど減点法よりも加点法ですべてに臨んでいるとあることに気づきます。
それは、無評価の部分の方がわたしたちの生活には多いのです。

 空が青いのは、誰かの気に入られたくて青いのではありません。

 誰かのために雨がふるのではありません。

 ただ、青々と空は青く、ただしとしとと雨は降るのでしょう。

そのようにわたしもまた、淡々と静かにしていても自分でいられることに気づきます。
何かをしていてもわたし、なにもしなくてもわたしでいていいということでしょう。
プラス評価もまた、そんな静かなセルフ・イメージという青空の日の光のようなものに見えてくるのです。
自分をゆるめて・・・ただ、ゆったりとする。それだけで大きなプラスを得たことになるのかもしれませんね。なにはともあれ。(=^o^=) (=^o^=)

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