新年のカルタ (里山資本主義)

2014年1月4日

はい、どっと・ちゅーにんぐ・あっぷ(=^o^=)やまねこ亭でござります。
エコロジストのぽらんさんと有酸素運動をしながら、一味違うくるくる寿司に行きました。 宇和島市方面で釣り人が釣った魚を買い上げ、採って出しシステムで回転ずしにしてくれる というマニュアル・スタイルのすし店です。
オートメーションへのささやかな抵抗の発想が 観られ、コンベヤとは別に客席に若い美人のおねーさんが回ってきます。注文をとって くれるのです。釣りたて産地直送の魚は新鮮で、おねーさんの接客も丁寧です。
『里山資本主義』を巡ってぽらんさんと語らっていました。
『里山資本主義とは、お金の循環がすべてを決するという前提で構築された「マネー資本主義」 の経済システムの横にこっそりと、お金に依存しないサブシステムを再構築しておこうという 考え方だ。お金が乏しくなっても水と食料と燃料が手に入り続けるしくみ、いわば安全安心の ネットワークをあらかじめ用意しておこうという実践だ。』と里山資本主義の著者の藻谷さん は語ります。
生活の基本がすべて流通システムや都市インフラに依存している私たちの暮らしは、一度ストップ すると麻痺してしまうという脆弱さを東日本大震災の折に露見しました。 丁度回転ずしのオートメーションシステムの中で寿司の皿が回っているように私たちの暮らしも 廻っているのです。
そんなマネー資本主義のスタイルの脇にこっそりとマニュアルでベーシック でオーガニック、ハイタッチな工夫を忍び込ませることが「暮らしの知恵」として見直されている ということかな。
ぽらんさんと絵カルタをするように今年取り組んでみたい抱負を語らいました。
第七ドームハウスの完成、スモール・ドーム・プロジェクト、畑づくりとバイオダイナミック 農法、自家製太陽光発電などなど2014年事始めにむけてゆるゆる過ごすやまねこでありました。

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