絵に描いた餅と餅に描いた絵

夢の里迎光祭
夢の里来光祭

2009.12.27

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
お墓の仕事が忙しくなってきました。 帰省ラッシュもこれからですね。お正月の準備に注連飾りや鏡餅を買ってきました。 鏡餅には、松竹梅の絵が描かれています。松のように清らかにいつも青々と、竹のように 勢い良く元気に、梅のように早々と春を告げ、美しく・・・ということなのでしょう。 餅は神様への感謝のお供物です。わたしたちは、一年を大歳の神様として送り、再生した 若神様として新年を迎えます。門前の門松は若神様の寄り依なのです。 新年は初詣を済ませて、お札や玉ぐしお守りを授かります。 そして、お札を神棚祀って、お神酒と新米と塩と水をお供えします。 神前では、二礼二拍手一礼が作法です。 「祓いたまえ、清めたまえ、神ながらくしみたま さきわえたまえ」がお祓いの神詞です。 祝詞とは、神様へ奏上するお言葉です。お神楽を奉納したり、新米・お神酒・海の幸・山の幸 を奉納して、豊かな実りと幸せを祈ります。五穀豊穣とは、穀物のみならず、私たちの命を 養うすべての実りを祈るものです。 そして、松とは「いつも変らぬ松心」と言われるようにどんな寒さにあっても青々とした 若やぐ心を大切に・・ということです。 『絵に描いた餅』は、食べることができませんから、気休めにしかならない空想に喩えられます。 『餅に描いた絵』は、わたしたちの真心からの願い事を表わしています。 新年に向けて、お墓参りを済ませてご先祖様に感謝し、大歳の神様を見送り 新たな気持ちで2010年(平成22年)という若神様をお迎えしたいものです。

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