夢の里とべ 第4ドームハウス 施工開始❗️

2021年7月16日

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CLT木材 ドームハウス建築
CLT木材 ドームハウス建築

CLT木材を使ったドームハウス構造建築の2日目の様子です。
垂直面を立ち上げ球体部分に入りました。2種類の3角形にカットされたCLT木材を組み立てています。
厚さ9cmのCLT木材はコンクリート級の重さがあり、クレーンで釣りあげています。
内部の壁も床もCLT木材で仕上げるため、天球はある程度内装が出来てから閉じていきます。
フレーム工法はフレームでドームの骨格を作り、パネルをはめ込んでいくという、線から面へ、それから球体へと仕上げていきましたが、CLT木材を使用した今回の工法は面から球体を作りだします。

CLT木材

CLT木材とは

CLTとはCross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。

CLTは1995年頃からオーストリアを中心として発展し、現在では、イギリスやスイス、イタリアなどヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されています。また、カナダやアメリカ、オーストラリアでもCLTを使った高層建築が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかして戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅、高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。

日本では2013年12月に製造規格となるJAS(日本農林規格)が制定され、2016年4月にCLT関連の建築基準法告示が公布・施行されました。これらにより、CLTの一般利用がスタートしています。

CLTは構造躯体として建物を支えると共に、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などの複合的な効果も期待できます。木の表面をそのまま見せて用いると、木目や木の肌触りを感じる心地のいい空間ができます。また、木材は持続可能な循環型資源であり、森林資源を有効活用した省CO2型の建物を建てられます。  

一般社団法人 日本CLT協会より抜粋

地震や風に強い球体構造にプラスして構造躯体としてCLT木材を使用しているのでより強固なセーフティハウスになります。
また、構造躯体として建物を支えるだけではなく、木の表面をそのまま見せると木目や木の肌触りを感じるやさしく自然な壁に仕上がります。

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