競争しないで勝つ方法

ジオデシック構造
ジオデシック構造

2010年3月11日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
NPO法人についてアドバイスを求めに愛媛県に寄っていました。県のNPO担当の方は親切に 様々な観点からNPO法人の役割やメリット、社会貢献の趣旨を説明していただけました。 帰りに夢の里とべの専務さんと大街道のオーガニック・カフェ『ナチュレ』さんで珈琲を 飲みながら、社会貢献をめぐって語り合いました。このカフェのF店長さんは、長らく 地球環境を考えるNPO法人『えひめグローバル・ネットワーク」の運営をされています。 最近、「ブルー・マーブル」という第二店もオープンして、毎月市民ネットワークに取り組んで いるとか。
さてさて、エコも大切ですが大不況のさなかでビジネスは厳しいしのぎ合いに苦しんでいます。 家電量販店などにみられるように値引き価格競争がはげしく、デフレ・トレンドによって相互に 経営を縮小しているのです。当然、失業が増えて生活はますます困難になって社会不安が蔓延して ゆきます。これをデフレ・スパイラルと言いますが、インフレの爆発的な拡大・・バブル景気と ちょうど逆の現象が多発することになります。 しかし、やまねこ的にはこれらはすべて「経済のマジック」なのだと思っているのです。 食料にも窮した戦後焼け野原だった日本人にとっては、かなり豊かな経済社会ですし、円高によって 以前よりもずっと多くの物資や情報に恵まれている時代なのです。 貧困層の問題は、確かに早急に取り組むべき課題ですが、多くの人は「生活は困難でも暮らせる」 レベルにあります。不況だからと言って、決して生活不安におびえる必要はないのです。 むしろデフレ・トレンドをきっかけに低消費・高生産の生活を試みる楽しむべきチャンスなのかも しれません。 地球環境に負荷をかけないためにも低いエネルギー消費で生活を豊かにする試みは様々な分野 で始まっています。
むしろ愚かしいのは、狭い視野で競争にのみ専念することです。 わたしたちは、競争なんかしないでも昔の長屋住まいのように相互扶助さえすれば、不況の中で も十分やってゆける知恵ノウ・ハウとテクノロジーを持っています。 それは、あまりにも明白な事実なので、競争している人たちが気の毒なほどです。 カルチャー・クリエイティプな暮らしをしようと思えば、豊かな自然を備えた過疎地や郊外が あります。また、ネットや公的サービス、文化施設はどこでもあります。 わたしたちは自由に住み、働き、生きる権利があることは言うまでもありません。 私たちに欠けているのはただ「緩やかに流れる時間」だけなのではないでしょうか。 そんな時間を手に入れるためには小さな決心だけでいいのです。 『競争に勝者はいない。競争しないで勝つためにはただ、楽しむ時間と仲間だけだ。』 珈琲をのみながら、そんなことを考えるやまねこ(=^o^=)でした。

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