夢の里と散逸構造

バックミンスター・フラー博士のジオデシック構造体
バックミンスター・フラー博士のジオデシック構造体
バックミンスター・フラー博士のジオデシック構造体
バックミンスター・フラー博士のジオデシック構造体
水滴
朝露

2010年3月9日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)
夢の里とべのスタッフ・ミーティングに出ていました。 NPO法人をめぐって、様々な検討課題があり、新しきプロジェクトが始まりそうな予感が ありました。
朝露は球体の形態をしていますが、これは水の表面張力によるものです。 フラー・ドーム・ハウスを考案したバックミンスター・フラー博士は、船のデッキの後尾に 泡立つ泡の数は一兆×一兆個あり、その形態は球体であることからシナジェティックスという 数学理論を構築します。また、生物学者イリヤ・プリゴジーヌ博士は、生命は秩序を志向して いることを物質のエントロピー増大にあらがう営み=散逸構造と捉えます。地球環境学者エリッヒ ヤンツは、それをさらに発展させて自己組織化宇宙論としてまとめあげています。 これらは20世紀最後の科学理論ですが今世紀わたしたちはどんな科学の時代に向かうのでしょうか。 一方にはゲノムや脳科学のようなデータ検証・解剖学が優位な物質主義があり、一方には有機体 哲学のようなコスモロジーという前世期の成果を携えてどんな時代が生まれつつあるのかはまだ 定かではないのでしょうが、やまねこは生まれ出ずるものの予感を感じています。
それは、デザイン・サイエンスの時代の到来とも言えるものです。 フラー博士は、宇宙の生成、太陽系、地球、生命の歴史、テクノロジーなどのすべてを宇宙の 自律的デザインと捉えていたようです。人間はコズミック・デザインの創造物として宇宙そのもの へ回帰してゆくだろうと予見していたのです。 そこには科学と美学、芸術と数学、工業と生命学の対立・二律背反はなく、シナジーという親和的 な思想によって統合されると考えました。 それは、アートが技術と芸術に分化して別々に発展してきた近代を克服して、再びひとつのアート に回帰すること・・・デザイン・サイエンスという理念にたどりつくということなのでしょう。

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