ミニマム・ライフの楽しみ2

建設中のフラー・ドーム・ハウス
建設中のフラー・ドーム・ハウス(ライフデザイン研究所)
砥部町七折の梅と菜の花
砥部町七折の梅と菜の花
大神『reset』平原綾香

2010年3月14日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
今日、少し早目の桜の開花宣言がありま したが、春待ちのシーズンですね。 雨宮ぽらんさんと著作権などの情報特化の崩壊とビジネスのオープン・ソース化について話し合 っていました。 なんらかの情報の囲い込みがビジネスの利権を提供していた時代は、終わりを告げてオープン ソース化が急速に進みながら、デフレ・トレンドが進んでゆくだろうというテーマです。 もはや、競争原理に参加することでは巨大資本には勝てない時代なのです。むしろ積極的に競争 から離脱して、新しいライフ・スタイルを構築しながら、低消費・高生産にモードを切り替え たほうが、それぞれのミニマム・ライフはより洗練されたものにしやすいということなのでしょう。
それから午後は、健康博士Iさんとひさしぶりに会い「夢の里とべ」のフラー・ドーム・ハウスを 案内しました。 彼とはほぼ27年のつきあいになりますが、新しいビジネス観をめぐって話し合いながら、春めいて きた夢の里を散歩しました。 Iさんによればこれからのビジネスはロー・コスト&ハイ・エクステンションでなければ生き残って ゆけない、というものです。つまり、持てるノウ・ハウを最大限に生かしきるシナジェティックな 知恵を必要としているということかな。経費削減・効率化などという貧しい発想では決して出てこ ない手法です。ローコストで最上のクォリティを保ちながら、様々な応用領域を包含するビジネス こそが生き残って行ける、というのです。そのためには、デジタルとマニュアル、ナチュラルと テクノロジーの配分を繊細なデザイン力によって再構成しなければ、不可能でしょう。
建設中のフラー・ドーム・ハウスは、居住空間としてもビジネス空間としてもコミュニティ空間 としてもゆるやかな多目的性を秘めています。さらに、ジオデシック構造は宇宙全体のミニマム・ モデルとして数学的美学を備え、生命的・メンタルなエネルギーを集める性質を帯びています。 Iさんは、フラー・ドームをヒーリング・ドームと見ているのです。
やまねこは、ミツバチの蜜集めが花々の受粉活動を助けるようなビジネス・モデルを考えています。 それは、自分の仕事が社会に役立ち、周りを豊かにしているのだという実感とともに相互扶助とい う二十一世紀型のビジネス・プランとも言えるでしょう。 そんな夢みたいなテーマを現実化するためには、生活のスロー・ダウンとシンプル化を前提として いることは言うまでもありません。 「貧乏暇なし」ではなく、「貧乏暇あり、知恵あり」の哲学こそが、この不況を乗り越えてゆくと 信じています。 胸を張り自信を持って言えることはわたしたちは 『貧乏=小欲知足を理想とするカルチャー・クリエイティブなのだ。』ということです。 エコロジカルでクリエイティブなビジネスを志向しつつ、今後迎える経済崩壊社会により豊かな暮 らしを提案してゆきたいものです。

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