グリーン・ビジネスと『金のガチョウ』

2012年6月15日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおますよ。
未来型のグリーン・ビジネスは、価値の創出と深いつながりがあると思っています。 つまり、既製の価値観にとらわれず、新たなジャンルや次元を開拓してゆく意欲が 根幹をなしているということです。
今日は、グリム童話の『金のガチョウ』です。

黄金のガチョウ
『3人の兄弟がいました。ある日、一番上のお兄さんが森へ木を切りにいくと、小人があらわれてたべものをねだりました。一番上のお兄さんも、つづいて出かけた2番目のお兄さんもことわりました。一番下の弟だけは、べんとうをわけてやりました。すると小人は、おれいに金のがちょうをくれました。  村の娘(むすめ)たちは、金のがちょうをほしくて手に入れようとしましたが、がちょうにふれたとたん手がはなれなくなりました。弟が町へむかって歩き出すと、出会った人はみんな手がはなれなくなり、後ろにじゅずつなぎになりました。  町のお城(しろ)には、それまで一度もわらったことがないおひめさまがいました。おひめさまは、このきみょうなぎょうれつを見て、おもわずふき出しました。すっかり感心(かんしん)した王様(おうさま)は、おひめさまと弟をけっこんさせたのでした。』 (『世界名作選 グリム童話』より)                       

森の小人を助けたハンスは、黄金のガチョウをもらいますが、そのガチョウを抱いているハンスに 触れたものはみんな手が離れなくなるのです。絵本によっては、ハンスに触れたものはみんな黄金 になってしまう、というものもあったような気がします。そして、一度も笑ったことのないお姫様 をゲラゲラ笑わせて、めでたく結婚できるという不思議なお話です。
一度も笑ったことのない『内なる人間』を、黄金のガチョウを持った正直者の若者が笑わせる・・ これは、『魂の謎』を語るよく知られたメルヘンですね。 童話においては、お姫様とは常に高貴な人間精神の核心を暗示しています。あるいは、生死を越えた 永遠なる者を象徴しているのですが、では『黄金のガチョウ』とは何を意味しているのでしょうか。 また、触れるすべての人を黄金に変えてしまうとは?
魂の謎と世界の謎の間にある金のガチョウ・・それは、自然界の精霊が授けてくれた知恵の形 なのでしょうか。そして、その『地球的叡智の形態』は、それに触れるものを最高の形式に変えて しまうというのです。
未来型のビジネスは、自然界が与えてくれる叡智と共存できるものだということなのでしょう。 そのために大地のオルガノン、バイオスフィィアの最高次の芸術形態としての人体が秘めている 叡智をまず学ぶことから、このビジネスを始めたいと考えます。 何故ならば、人体とはこの宇宙が数十億年をかけて育んできた最高の精華だからです。

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