夢の里通信

夢の里とべ

2012年2月16日

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおますよ。
ここ一週間、やまねこは毎朝、般若心経の勤行を家内としております。
そもそもやまねこは、十七歳で出家してより、三十五年が過ぎるのでありました。 そんなわけもあって、勤行の後に「仏教入門」を家内に説法しております。 説法と言うと「教えて差し上げる」という響きがありますが、これは本来、お釈迦様 の説くところをそのまま、我見を交えず、出来る限りそのまま伝えるということです。 ゆえに全ての仏教経典は「如是我聞」という言葉から始まっています。 「にょぜがもん」とは「仏弟子であるわたしはお釈迦さまからこのように聞きました。」 という意味です。
さて、般若心経とは、知恵のお経です。般若とは、仏教的な叡智を表します。 日本人が、古来最も親しんできたお経のトップと言えるかもしれません。 特に四国では、お遍路さんが札所札所で読誦するポピュラーなものですね。
般若経という膨大な経のエッセンスが凝縮された「空の教え」を説くお経なのです。 わたしたちは、この経を日々、読誦し、行い、心に念ずれば仏教の中心に至ると言われ ています。ゆえに心経・・・中心の経と呼ばれるのです。 現代と言う「知恵を失った時代」を仏教では、末法とか、五濁悪世といいますが、 心の指針を失い、生きる意味をなくし、苦しみだけが日々の現実であるかのような時代 だからこそ、このお経の役割がより高まっているともいえるかもしれません。 朝のひとときを般若心経と共に過ごすのもまた、ロハス・ライフ夢の里の楽しみです。

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