NHK 若年女性の貧困

2014年4月29日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
先日、NHKのクローズアップ現代「あしたが見えない・・深刻化する若年女性の貧困」 という番組を観ていました。
「私が働かなきゃ、餓死しちゃうよっていう状況なので。」 学校を卒業後、非正規の不安定な仕事にしか就けない女性が、増加し続けています。 今、働く世代の単身女性の3分の1が、年収114万円未満。 中でも深刻化しているといわれるのが、10代、20代の貧困です。 3つの仕事を掛け持ちする、19歳の女性です。
なんだか、愕然とする現状のレポート番組でした。 以前、勝ち組・負け組という言葉が流行りました。抜け出せない貧困、生活のぎりぎりの ラインの雇用状況、家庭崩壊・シングル、子育ての困難などなど若年女性の貧困がより深刻な のだそうです。
これは大都会の片隅の問題ではなく、親世代の貧困から負の連鎖としてあらゆる地域に広がりつつ あると番組でも語られていました。
女性の時代と言われ、女性こそ社会参加の主人公と言われていてなぜかくも貧困が多いのか? という疑問を持ちますね。 恐るべきトリックがあるような気がするのはわたしだけでしょうか。
専業主婦が仮象であるようにハイ・キャリア・レディも一部のエリートなのかもしれません。
番組では30%の女性が年収114万円付近で生活苦を抱えていると指摘されています。 しかし、この番組では女性たちが生活苦・雇用の困難にあえいていることにのみスポットを あてて、生活保護や職安などのセーフティネットにはあまり立ち入りませんでした。 社会保障はどうなっているんだという疑問が強く残る番組でした。
雨宮処凛さんはプレカリアートという「不安定な雇用労働者」という言葉をキーワードとして 反貧困ネットワーク活動にとり組んでいます。
「プレカリアート問題の背景には、ネオリベラリズムの問題、 日本の経済や政治の問題などいち個人ではどうすることもできない構造的な問題がいろいろあって、それは私が追いかけていた一向に減らない自殺や生きづらさの問題と地続きなんだと 気づいたんです。そこからプレカリアート問題への取り組みが始まりました。」 と語られています。
女性の貧困と「女性の時代」という背理は、わたしたちが問い直すべき問題と思います。 この番組が衝撃となって、第二第三の雨宮処凛さんを輩出することを強く願います。

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