大気圏の観測

2013年5月8日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこ堂でございます。
畑を耕したあと、午後の陽だまりの中を夢の里を散歩していました。
緑なす地球の声を聴いてみようと思ったのです。
「ノウアスフィア(noosphere)は、ウラジミール・ベルナドスキーとテイヤール・ド・シャルダンが広めた「人間の思考の圏域」を示す言葉。ギリシャ語のνοῦς(nous, ヌース、精神・思考)とσφαῖρα(sphaira, sphere、球・空間)をかけ合わせて作られた混成語。近年に及んでインターネットにおける「知識集積」の比喩として用いられることが多い。
人類は生物進化のステージであるバイオスフィア(生物圏)を超えてさらにノウアスフィア(叡智圏)というステージへ進化するという、キリスト教と科学的進化論を折衷した理論であった。もちろん、今日ではその理論は科学的には否定されており、実証すらされていない。 ただ、近年インターネットの利用が普及して様々な情報がウェブという形で集積され始めると、「この集積された情報が何らかの知的進化を遂げるのでは」という予測や希望を表現した比喩として用いられ始めた。
オープンソースの活動家であるエリック・レイモンドは、「ノウアスフィアの開墾」(“Homesteading the Noosphere”)という著作を公開している。」
大地を耕すことは、確かに大気圏と関連しているのだなと思います。 ルドルフ・シュタイナーは独自の有機農法をバイオダイナミクスと呼び、大地に大気と太陽の光を 導き入れることだと直観しました。
かつてSF作家のフィリップ・K・ディックは「ヴァリス」としう作品の中で
「ast Active Living Intelligence System。  
これが“VALIS”の正式名称である。本書を訳した大滝啓裕の訳以来、「巨大にして能動的な生ける情報システム」と訳されているヴァリス。ディックのボルヘスふうの知的トリックだが、架空の『大ソビエト事典』第6版には、次の説明があるという。
「巨大にして能動的な生ける情報システム。アメリカの映画より。自動的な自己追跡をする負のエントロピーの渦動が形成され、みずからの環境を漸進的に情報の配置に包摂かつ編入する傾向をもつ、現実場における摂動。擬似意識、目的、知性、成長、環動的首尾一貫性を特徴とする」。」 と語り、地球生命圏バイオスフィアの大気層にヌースフィア(地球叡智圏)が存することを暗示して います。
それらは、とりもなおさずバックミンスター・フラーがシナジェティックスと呼んだものと多くの 共通点を示しています。 どんなに部分に分割しても姿の見えない宇宙の全体系、生命の全体系をフラーはシナジーと 呼びました。
わたしたちが属する大地とは、地球という宇宙の情報集蔵体とも言えますが、その大気圏は 私たちが日々見上げる大空を成しています。
地球生命圏バイオスフィアを覆い尽くす気圏としてのヌースフィア。蒼空から叡智をもたらすもの とは・・・。
わたしたちはそれを虚空蔵菩薩として理解しているのかもしれませんね。

“大気圏の観測” への2件の返信

  1. ヌースフィアにタッチするどころか、モグラのように暗い地面の中を移動中。今は、そんな思考に陥っています。
    どっぷり、社会に浸かっているとそんなになります。
    とりあえず、地上にでます。笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

CAPTCHA