2009年8月25日
はい、どっとこむばんは(=^o^=)やまねこでおます。今日は、やまねこは石鎚山猫になっていました。
昨日まで続いたシュタイナー医学連続講座のフィナーレと親睦を兼ねて、リューダー・ヤッヘンス博士四国アントロポゾフィー・クライスのスタッフたちとともに市ノ川アンチモン資料館を訪れ、そのあと石鎚登山を楽しむ一日でした。19日~23日まで続いた連続講座を締めくくるゆるやかで、ナチュラルな四国の霊峰石鎚を巡る日帰りの旅でした。
朝、九時に西条駅でみんなと待ち合わせ。一行はお弁当を買って、一路市之川鉱山資料館へ。
前回もお伝えしたとおり、西条市市之川は、明治期から昭和まで、アンチモン鉱山が栄え、その鉱脈は世界最大のものとして現在も世界鉱物図鑑に登録された地です。長年の研究者I先生とM先生から市之川の歴史とアンチモン鉱脈の資料や四国の鉱脈分布など興味深いテーマをお話いただきました。
地元教育委員の方々や中学生さんからの博士への楽しい質問風景もありました。
そして、近くの渓流を散策し、鉱山跡で、岩石採集や水遊びを楽しみました。確かにアンチモン鉱脈採掘の場だけあって、なにかしら身体に元気をいただけたような気がしました。
精神的な開放感と身体的な元気が中和するような感じなのです。
アンチモンが「自我に働きかける」というのは、本当なのかも?と思いました。何より80歳を超えるI氏の奥様は、この鉱山で働いていた経験からか、起伏の多い河岸を身軽に移動していたのがとても印象的でした。
そして、いよいよ石鎚山のロープウェイ入り口まで行き、石鎚の神々を拝しました。博士は感じるものがあったのか特別講義としてアンチモン、鉱脈や自然霊と霊地の関係についてお話してくれました。
そして、ロープウェイ山頂駅から石鎚成就社に徒歩で上り詰めます。瓶ケ森などの石鎚山系、瀬戸の海が一望できます。ご神体である石鎚山頂がそのまま拝める拝殿でみんなで祝詞をあげ神拝しました。
ヤッヘンス博士、Y夫妻の尽力と四国アントロポゾフィー・クライスのスタッフ、多くの協力者の方々のつながりの中で実現し、成功した今回のシュタイナー医学連続講座のことを色濃く思い返しながら、世界最大のアンチモン鉱床を抱えるこの四国の地の特異性、そして霊山石鎚山が今も澄み切った霊験と四国の霊性の頂点として私たちの魂を揺さぶる力を秘めていることをしみじみと感じながら帰途につきました。
夏に咲く青い花・・・アンチモンと四国巡礼の旅の終わりは、空と海と山が渾然と交じり合った空に咲く何処までも遠ざかる青い花を私たちの魂に咲かせてくれるのかもしれません。
そして秋の風は石鎚山頂でススキの穂を揺らせる透明な願いとなって、わたしたちの身体と心を癒してくれるのかもしれませんね。
南ドイツのヤッヘンス博士とY夫妻がミュンヘンから運んできてくれた悦ばしき便りです。
やまねこ(=^o^=)でした。YAHOO!