惑星の音楽~ヨハネス・ケプラー

四国アントロポゾフィー・クライス主催 アントロポゾフィー医学講座パンフレット表紙 
愛媛総合科学博物館
愛媛総合科学博物館 プラトン立体の太陽系
ヨハネス・ケプラーの太陽系宇宙模型

2009年7月4日

はい、ドット・モーニング(=^o^=)やまねこでおます。
やまねこは、この夏8.19~8.23のシュタイナー・グループ「四国アントロポゾフィー・クライス」の講座・セミナーの準備に入っています。昨日は、いつもの『自由の哲学読書会』に参加して来ました。
夏の「シュタイナー医学講演会~アトピーの治療法を例にとったアントロポゾフィー医学による病気の捉え方と治療法」「アンチモンの神秘と四国の霊性」と題する講演会・ワークショップに向けて、講師のTさんは今回特別講義として「宇宙観の変遷」をたどりながら、シュタイナーの自然学、ゲーテの自然学にいたるプロセスについて話しました。
今回は、プラトン立体とヨハネス・ケプラー、天動説と地動説にスポットをあててケプラーが太陽系・宇宙を数学的秩序でとらえた初めての近代科学者であると同時に古代エジプトの秘儀の影響も併せ持っていたこと・・・プラトン立体で太陽系惑星を構成しようとしたこと、など興味深いテーマです。聞いていると中世の宇宙観から近代の黎明期への変化はドラマティックでさえあります。

中世ヨーロッパの天動説では、古代ギリシャの宇宙観にもとづいて、地球は静止した固い球体で、入れ子式の透明な七つの球体に包まれた中心にあると考えられていたのです。この七つの天球はそれぞれ回転していてひとつの天球には惑星が宿っているのです。それは月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星であり、一週間の曜日にあたります。そして、七つの天球が発する音は「天球の音楽」という音階を構成しており、同時に七つの金属・・・銀(月) 水銀(水星) 銅(金星) 金(太陽) 鉄(火星) 錫(木星) 鉛(土星)に対応しているというのです。

そして人間は天界から地上に下るときにこの七つの天球を旅して、これらの金属の性質を帯びるのということらしい。
なんとも美しく霊的な宇宙観ですが、物質宇宙の客観性とは異なる世界のようです。天動説か地動説か?といった近代科学至上主義からではなく、人間の宇宙観がさまざまなメタモルフォーゼを遂げてきたんだと捉えると、その変遷とダイナミックな転換ははひとつの音楽のようにも思われるのです。
天界の音楽とヨハネス・ケプラーについて、少し学んでみようと思いました。やまねこ(=^o^=)でした。

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