即身のこころ  D-51の思い出3

2008年4月17日

密教系の寺院の住職の叔父が、示寂して早くも4年が過ぎようとしています。
前回、出雲大社を訪れたのは、神道も尊崇していた父と叔父の弔いをかねてでした。
仏師であった父が、遷化して12年・・秋には13回忌ということで、歳月が過ぎるのは早いものだなとつくづく思いますね。(^o^)/
住職も今では、おでんのようなお墓に納まっていますが、生前は何かと教示を受けたものです。

住職:おまえ、レンコンは好きか?
わたし:レンコンは、なかなかいけますね。
住職:おまえ~、レンコンの一番うまいとこ知っとるか?
   レンコンの一番うまいのは、「穴」じゃ。
わたし:ミンチが入ってるのもうまいなあ。
住職:阿呆、穴から食べんで、レンコンのどこがうまいんじゃ。
わたし:なるほどね。「レンコン食べた」というのは、人生を見通せるというオチかな。
住職:阿呆、お前は辛子レンコンでも食っとれ。 

住職と30年つきあったわりには、思い出すことと言えば、このような駄洒落ばかりですが、果たして、父や叔父は現在どのような「かくり世暮らし」をしているのかとふと気にかかります。
レンコン食べ過ぎた住職は、おでんのような墓に納まり、ほとけさまを彫りすぎた父は豆腐のような墓に納まっています。
人は、レンコンの穴だけを食べるのはたぶん、むずかしいのでしょう。
穴の残りも臆せず食べてみたほうがいいのではないかな?(*^o^*)

幽冥主宰の神・・オオクニヌシ。
明日から出雲への旅です。・・・
今日は、前回の旅を思い出していました。(*^o^*)

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