ライフ・デザイン研究所の誕生へ2

フラードームハウスパンフレット
『ブリージング』ケイト・ブッシュ

2010年6月20日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)スローリビング日記は、やっと千日目を超えました。 1500記事6700アクセスを超えました。
さてさて、今日はこの三年間の総括です。
ゆっくり暮らすということは、ゆっくり生きるということです。 システム化と加速化の時代にゆっくり生きるということは、ゆっくりと考えるということです。 また、暮らしの細部にわたってもう一度、あらゆる側面から見直すということです。 現代の生活は、競争と過密化とシステムに特徴がありますが、スローリビングとはあえて 競争を放棄して、システムを拒絶して、ゆるやかな暮らしを選ぶというライフ・スタイルを さしています。
それは、とてもシンプルな生き方なのです。競争しないということは、自分の人生を自分で生きる ということなのですから・・・。 同時にそれはある意味でとても孤独な作業かもしれません。自分と向かい合い、自分の尺度以外に 基準を求めず、自分が確かめたこと以外は何ものにも依存しないことにもつながってきます。 多くの人は、他人の意見の中で生きています。そのほうが無難で、周囲に歓迎され、社会に適応 できるからです。
しかし、社会に適応する・・・とは、付和雷同して社会から優遇されることではありません。 何かを生み出し、自分を生かして、環境に働きかけてゆくことが私たちの生きがいだからです。 もっとクリエイティブであってもいいのかもしれません。もっと自分自身の知見にもとづいて 暮らしてもいいのかもしれません。 そして、もっとゆっくりと暮らしを紡ぎだしてゆきたいと願うのです。
競争に踊らされ、広告に踊らされ、ファッションに流れて、失った時間はもどってはきません。 バブルと格差社会に踊り疲れたわたしたちは、もう一度「人間にとって必要なものは何か?」という 古くて新しい問いかけに答えてゆく時代にすでに進んでいるのかもしれません。 やまねこは、スローなライフ・スタイルは来るべき時代にふさわしい選択肢のひとつなのだと思うの です。

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