豊かさの指標「コーポラティブ」

春のしいたけ

2013年9月3日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
暑い夏が去り、秋モードですね。 暑さ寒さも彼岸まで・・もうすぐお彼岸です。
亜熱帯のような夏でしたが ホット一息。それにしてもこの夏は、「もらいもの」の多い夏でした。 ジュウヤクをもらい、青梅をもらい、葡萄をもらい、あゆをもらい、 うなぎをこぢそうしていただき、かぼちゃをもらいました。
隣近所からのいただきものなのです。先日は、友人が札幌のご当地ラーメンを 分けてくれました。コーポラティブというのは、こういう「分け合う楽しみ」という ことなのかな、と思います。やまねこは自作のしいたけができると毎年、みんなに 配ります。里山の自然から分けてもらったものですから・・。
「アメリカ・インディアンの社会では行事を執り行う側が、来てくれた人に感謝して物品を贈呈します。英語ではギブ・アウェイと訳されているこの風習は、文字通り「贈る」というよりは「放出」に 近いのです。贈り物は、リサイクル感覚で要らない物を放出するのではなく、自分たちが大切にして きたものをあげてしまいます。
アメリカ・インディアンの社会では、裕福の定義は、より多くを人に与えることができることです。 ギブ・アウェイは物欲にとらわれず、周囲への感謝と協調の精神を忘れずに生きていく姿勢 のあかしで、人はしょせん、何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬのです。 どうあがいても人の魂の究極の目的地である来世への旅路には財産は持ち越せないのだし、 物に執着すれば、本当に精神的に豊かな生き方はできなくなるというわけです。
ギブ・アウェイは物品だけではなく、過去への精神的な執着をも断ち切る役割を果たすものだった のです。過去の思い出がまつわる品々を一切手放し、身ひとつになることで、精神的に生まれ変わり 新たな気持ちで人生を再出発するのです。」
わたしたちもこんなふうに考えて、コーポラティブな里山資本主義を構築してゆけたら いいなと思っています。 スローに、シンプルに、ナチュラルに生きる。 暮らし向きをミニマムに切り替える。 一歩一歩、「自分のテーマ」を深めてゆく。 豊かさの指標とは、まず自分サイズの豊かさを探ることからかな、と思っています。

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