20014年4月2日
はい、どっと・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこどん兵衛でございます。
アドラー心理学会の友人がおすすめの『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』 を買ってきて読んでいます。
シニア・ライフ入門者のやまねこには「目からウロコ」の珠玉の言葉ですね。
「健全な人は相手を変えようとせず自分が変わる。不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。」
「人間は自分の人生を描く画家である。あなたを作ったのはあなた。これからの人生を決めるのもあなた。」
「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生は、きわめてシンプルである。」
「人生には三つの課題がある。 一つ目は『仕事の課題』 二つ目は『交友の課題』 三つ目は『愛の課題』である。そして後の方になるほど解決は難しくなる。」
「あなたが悩んでいるのは 本当に『あなたの問題』だろうか? その問題を放置した場合に困るのは誰か、冷静に考えてみることだ。」
どの言葉も深く、私たちの何かを問いかけてきます。
アドラー心理学はIndividual Pshychologyとも言われ『個人をアクティブに問う』側面が 強く、わたしたちが「生きがいや幸福を考える存在である」ことに視線を注いでいます。
フロイトやカール・グスタフ・ユングの影に隠れて日本ではあまり知られていないのは 重要性の高さと裏腹に「コモンセンス」と捉えられがちという面を著者は指摘します。 また、この学派の人の多くがナチスによって殺されたことにも遠い原因があるというのです。 確かに全体主義が危険視する「個の目覚め」を目指す心理学とも言えます。
戦後、現れてくる人間性心理学やトランス・パーソナル心理学の深い基礎づけとも言える アドラー心理学は「アクティブな豊かさを求める」わたしたちにとっても注目すべきかな と思っています。