2012年12月4日
はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
「すこやか・あんしん砥部」のご案内に回りながら、ロハスな暮らしについて考え ています。夢の里でのスローリビングの試みは、これから迎えるサステイナブルな 社会実験の一端と考えているのです。
エコロジーの父と言われるアメリカ開拓期の思想家ヘンリー・D・ソローの『森の生活』 は現代でもエコのバイブルと言われています。
この名著の書き出しに
『私が森に行って暮そうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に実は本当は生きていなかったと知ることのないように。暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は今を生きたいのです。私はあきらめたくはありません。私は深く生き、暮らしの真髄を吸いつくしたいと熱望しました。』
生きるのに大切な事実に向かい合う・・・私たちの時代は、生きることにとって大切かどうか 疑問のある多くの抽象性に関わっているような気がします。
過剰な情報、複雑な生活手続 システム化された競争原理、無数の多様なストレス、経済至上主義、不安定な雇用や政治 などなど生活を維持するためになすべきことが多すぎるのです。
そんな暮らしから、シンブルでナチュラルな暮らしにシフトしてゆこうとする人は、今後ますます 増えてゆくのでしょう。ソローも語るように 誰しも求める「すこやかであんしんな暮らし」をサステイナブルにするためには、 「暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。」という考え方が 必要かもしれませんね。