2013年10月25日
はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこ堂でございます。
2013年末のリトリートに入ってほぼ一か月が過ぎました。リトリートというのは 静かな内省期間といった意味合いです。
2004年~2013の年この10年のサイクルが完了したためネクスト・ステージに備えて のセルフ・ケアのためのエポックと考えています。林住期の入り口の内省期とも言えるかも しれません。
出雲大社旅行もこの五年のサイクルの完了を期して、明後日出発します。
「思考生活を健全化する」というのがこの五年のテーマでした。
正しく見つめ、正しく考えるとはどういうことなのか? お釈迦様の言う「正見・正思」ということです。この二つがあって初めて人は、正しく語り 正しく行動し、正しい生活が成り立ちます。間違った思考や見方はゆがんだ生活をもたらす ことは多くの人が認めるところでしょう。
『「思考の運動を拘束するすべてのものは虚偽である。思想の真の発展は、知識に向かって最大限の可能性を追求する姿勢の中にあり、いかなる既存の知識形態にも安住することを認めない努力の中にある。人生の意味は永遠の探求の中にあり、ただ求めることによってのみ、新たな現実を見出すことができる。」 P.Dウスペンスキー『ターシャム・オーガナム』
20世紀ロシアの神秘学者P.Dウスペンスキーが語るように思考方法によって新たな現実に到達 することができるとやまねこは考えているのです。
村上春樹さんが羊男に出会ったようにです。 この日常のどこかにある配電盤。何かと何かをつなぐ働きを探し求めること。 それは、ひとりひとりの生きる意味を発見してゆく営みなのかもしれません。
思考とは人間に与えられた自由な運動ツールなのだと思います。おそらくスティーブ・ジョブズ はそれをフルに活用した稀有なる人なのでしょう。 わたしたちは、自分の生活の中でイノベーションを発見する時代に差し掛かっているような 気がします。