豊かさの指標2

どんぐり館

2013年8月31日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
おとなりのどんぐり館を運営する(株)ナチュラル・ベラのN社長のお話に耳を傾けていました。 二周年を超えて、さらなるネクスト・ヴィジョンへと進もうと考えているN社長。 日頃の介護についての考え方、有料老人ホームの運営指針、ひとりひとりのお年寄りに 相応しいケアのあり方などなど考えさせる内容です。
若き日を島しょ部に育ったN社長は、昔ながらの「もやい」というテーマを大切に しています。共同で一つの事をしたり一つの物を所有したりすることをもやいと言います が本来は「もやい綱」から来ています。
ご自身のおばあさんが進取の気性豊かな人で船の機関長をしながら、島では下宿屋さんを 経営していたそうです。 主に当時の学校の先生が住まう下宿で、子守をしてあげたり地域の世話をしながら 走り回っていたそうです。島独自の生活文化なのでしょうが、こんなコンセプトでホーム を運営するN社長も進取の気性豊かな人だなと思います。
地域が助け合いや生活の相互交流、循環型でいとなまれていた時代の発想をもう一度 回復する必要があるかもしれません。 個人の自由な選択が優先される時代ですから、昔のような地域利益優先のしばりは 必要ないと思いますが、つながる部分、共同できる部分は残しておきたいものです。
「もやい」からソーシャル・ネットワークの時代へ・・・。 ネクスト・ヴィジョンを模索して試行錯誤するアクティブ・シニアN社長の試みは 「豊かさの指標」にヒントを与えてくれますね。


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