野イチゴ狩り

2013年5月14日

はい、どっと・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこ郵便でおます。
エコロジストのぽらんさんと珈琲を飲みながら話していました。
もっぱら介護環境と医療を巡ってです。
近親者の介護や終末期環境の問題は、誰しも避けて通れない問題です。
勿論、自分の高齢期と死も含めてです。 とはいえ、わたしたちが「死」について考えることは、日常的にはあまりありません。
しかし、いつか直面する実存的課題であることは言うまでもありません。
医療は治療ということが最大の務めである以上、死はその敗北ということになりますね。 近年、ターミナル・ケアや介護がクローズアップされていますので、『看取りの医療』 や緩和ケア体制は整いつつありますから、死を考えることも関心は深まりつつあります。
にもかかわらず、できるだけ死については考えないで済ませたいのも多くの人の本音かも しれませんね。
「死に方教室というものもあっていいと思うね。生き方教室がないように死に方教室もない 社会だからね。確実に迎える死を見つめることも生きてゆくためには必要なんじゃないのかなあ。」 とやまねこは言いました。
ぽらんさんは 「尊厳死は自然な死であるべきだよ。医学の発展で死があいまいな現象になってしまった。延命治療の中には尊厳死を阻害するものも珍しくはないからね。」
そのあと夢の里に帰り、野の道を歩きながら野イチゴ狩りをしました。 ひとつひとつ苺の実をとる作業は楽しくも安らぎを与えてくれます。
うららかな夢の里のスローリビングと「死に方を考える」というテーマもまたセルフ・チューニング なのかな、と思っています。


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