捻挫骨折闘病日記 1

2020年11月25日

今日の夕方に点滴針が抜け、右手首が自由になりました。ヤッホー✌️たったこれだけのことですが、解放感あふれています。

これまで、ありがたいことに、大きな病気も怪我もなく、生きていたので、人体というものにあまり意識を向けてきませんでしたが、この度、自分の体のリハビリを通して、人体とは、この世の創造物の中で最も完璧に創られたものだと改めて考えるようになりました。

まず、使わないものは、退化する。

おそらく、シーネで固定された足、筋肉が落ちて、ぶよぶよになります。骨🦴も加重をかけないとスカスカになってしまうそうです。この原理からすると、頭も使わなくなるとあっという間にピーマンになってしまうわけです。使わないんだったら、要らないよね。と人体は、判断するようです。

そこで、術後すぐにリハビリ開始となります。

今日は、松葉杖の使い方でした。私流で松葉杖を使うと、ケンケンをしてるみたいに、飛んでしまいます。これは、NGです。1歩前に松葉杖を突いて、上半身を前にかがめると、足が自然に前に出ようとついてきます。この感じをつかんで、その瞬間に、松葉杖を1歩前に進めるのが正解です。身体感覚を掴むことがポイントです。

いわゆる身体知です。今回の転倒もお尻から落ちたので、足首以外は、何処も怪我がありません。バランスを崩したので、持ちこたえようと、変に捻ってしまったのですが、これも身体知のなせる技でしょう。

リハビリを通して体の動きのカンやコツを習得していくのは、実は、感覚世界に身を置くことなんだと分かりました。

“捻挫骨折闘病日記 1” への2件の返信

  1. ケガや病気も一つの縁ですね。

    リハビリを通して新しい世界を知る事ができれば素晴らしいと思います。

    僕も若い頃、喘息で何年も苦しんで東洋医学の勉強をして、そこから神秘主義に目覚めました。

  2. 人生には、摩擦が必要ですね。
    そこに熱が生じますから、しっかり、現実を受け止め、変化する力を得ます。
    やまねこが良く言っていました。
    「生活に問題ない人は、自分が問題になるね。アメリカ大陸の何の障害のないまっすぐな道をひたすら運転していると、幻覚が見えてくるようなものだな。」
    このケガを機に、メタモルフォーゼ出来ればと思います。^o^

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