ヒーリング・ドームのコンセプト2

カーボン・ナノ・チューブC60
ジオデシック構造体
『オータム』ジョージ・ウィンストン

2012年6月30日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
ヒーリング・ドームについて考えています。
ヒーリングとはそもそもなんでしょうか? 『リラクゼーションという感じの軽い意味から、難病やトラウマからの開放も 含めて、心と身体の健康を回復する、という意味でも『ヒーリング』という 言葉が使われています。   
ヒーリングとは、大宇宙に充満する生命エネルギーを、小宇宙である人体の生命エネルギーと共振・共鳴させる事で、心と身体の本来の健全さを取戻し、生命エネルギーの根源である、宇宙エネルギーと同調して、意識波動を高め、豊かな人生を送れるようになるためのものです。』(『レイキ・ヒーリング』より)
最近『愛媛癒し博』がありましたが、『癒し』=ヒーリングという近い意味でよく用いられます。 WHOの健康の定義に 『健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない(1999年)』 というのもあり、「スピリチュアル・ケア」の考え方が取り入れられました。
トータルな意味での健康観を考える時、尊厳死やターミナル・ケア、代替医療なども含めて 「死すべき人間」としての全体性への視点が新たに注目されつつあります。 霊的側面については、医学・科学の分野ではありませんから、明確ではありませんが これまでのありかたを補完するものと捉えられているようです。
さてさて、ヒーリング・ドームです。これは「形態とエネルギーの問題」とやまねこは 考えています。 ジオデシック・ドーム・ハウスは、二種類の三角形で構成される球体を基本構造としています。 この構造は、宇宙で最も安定で強固とされています。
天文学と化学の共同研究から発見された炭素C60の原子構造はこのジオデシック構造をとって います。ナノ・テクノロジーに用いられるカーボン・ナノ・チューブの素材です。 C60がバックミンスター・フラーレンと命名された由来です。
バックミンスター・フラーの言葉に『宇宙は矩形よりも三角形を効果的構造と捉えた。』 というのがありますが、球体という安定性・三角形という構造性が結合することが宇宙の特性 と見ているのです。ゆえにジオデシック構造は宇宙模型を表現しているということです。
ヒーリングを考える時、宇宙の表現形式との調和や共鳴関係が大切と考えられます。 丁度音楽にチューニングが必要なように人間と宇宙をチューニングしてくれる形態があれば より促進的なエネルギーのやりとりが生まれるとといことかな。 音楽が楽器からうまれるようにドームハウスはヒーリング空間ともなりうるということでしょう。
形態には構造があり、エネルギーの交流が生まれるとすれば、人間もまたその構成の中に位置し ていると考えられます。これがやまねこの考える「ケアとキュアのために癒し空間」をもたらして くれるヒーリング・ドームのコンセプトです。

※カーボン・ナノ・チューブとフラーレンC60~クロトー教授とスモーリー教授のセレンティビティ

クロトー教授はC60の発見当時、星間物質(宇宙空間のほぼ真空状態において存在する物質)の研究をされており地球上では知られていなかった炭素鎖を骨格とする三重結合と単結合が交互に並ぶ直線分子などを実験的に合成して同定することに成功されている。その研究の一環として、それらの物質の宇宙での形成過程を探るべく、米国ライス大学スモーリー教授の持つレーザー蒸発クラスター分子線装置で、黒鉛をばらばらの炭素原子に一旦分解し、それらの原子が再び集まった時にどのようなものができるのかを調べることにした。この実験に乗り気でなかったスモーリー教授を説得して実験にこぎつけるのに一年半かかったそうである。その実験を行ってみると、偶然にも、炭素原子六十個の組成を持つ化合物に由来する線が他の数の炭素の組成のものに比べて大きい強度でもって質量分析計で観測され、フラーレンC60の発見とあいなった。その化合物の安定性から、その構造を非常に対称性の高いサッカーボール型の球状構造であると提唱した。そして、グラフィックアートを趣味とされているクロトー教授の案で米国の建築家のR・バックミンスター・フラー氏が作られたドーム型建造物にちなんでバックミンスター・フラーレンと命名された。

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