フラー・ドームハウスのプレゼンテーション1

フラードームハウス
ライフデザイン研究所(ドームハウス愛媛)
『風の通り道』久石譲

2011年12月21日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
㈱ロハス・プランズえひめのプランニングにあたり、あらためてフラー・ドーム・ハウス のプレゼンテーションを再確認しています。
ロハスな暮らしの生活器であると同時に家族 を守るシェルター・ハウスというテーマでアピールしたいのです。
『「世の中が必要としているものを探せ」 がイノベーションの基本条件だとしたら それはイノベーションの追随者の思考法である。
70億の人類にとって 食糧やエネルギー、シェルターが不足している状態は 今まで1度も解決されたことはない。
70億の人類が必要としているのは 70億個のスマートフォンではなく、個人が健康に生存するための 食糧とエネルギー、そして 個人が自律的に思考するための 20億機のシェルターである。』 
梶川泰司『テンセングリティ・プリセッション』より

より包括的な思考を中心に「住まいのイノベーション」をとらえなおすこと。
『2011.3.11の東日本大震災以来わたしたちは、生活環境としての住まいの問題を安全性と安定性の側面から再考することが重要課題となっています。 それほどに日本は地震や災害に見舞われることが多く、環境との共存とともに自然の猛威から身を守ることを歴史を通じてテーマとしてきたということなのでしょう。 このたび、皆様にご提案するフラー・ドーム・ハウスは、環境との共存をテーマとするエコ・ハウスであると同時に災害や厳しい気候に抗するジオデシック構造を基本に構成されたセフティ・ハウスであり、家族を守るシェルターハウスでもあります。 富士山頂のレーダー・ドームやアメリカ南極基地にも採用されたドーム・ハウス構造(ジオデシック構造)は、強固な構造体であるとともに「人が住まう安心空間」を最小の部材で最大容積で確保できます。 わたしたちドーム・ハウス事業チームは、大震災を乗り越えて新しい時代の課題に相応しい生活空間作りに取り組んでゆきたいと考えます。』
『ドーム・ハウス愛媛HP』

『マーケットとしては、このフラー・ドーム・ハウスは、従来の住宅や店舗とは全く異なった市場の開拓をめざしています。一般的な直方体で構成される大手ハウス・メーカーの場合、どうしても似たような空間になり、最終的には価格競争になりますが、フラー・ドーム・ハウスはそれらとは一線を画す空間性を確保しながらも価格面でも十分ローコストの部類に入り、さらに住宅としての用途に限定していない点に決定的な差があります。あくまでも直径9.3mのドーム空間を商品化しているのであり、住宅以外の用途にも、価格が安定しない店舗やオフィスなどその他の建築市場にも安定した価格と空間を提供できることに大きな違いがあります。』『デザイン・ファーム資料』

梶川さんも指摘される「個人が健康に生存するための食糧とエネルギー、そして 個人が自律的に思考するための20億機のシェルターである。』ことこそが、現在のような 危機の時代には必要なのだと思います。
バックミンスター・フラー博士が創造したジオデシック・モデルを組み込んだ フラー・ドーム・ハウスは、ようやくにして住宅のプロト・タイプとして再発見されるべきと考えています。

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