ドーム・ハウスの住み心地

ドームハウス
ライフデザイン研究所(ドームハウス愛媛)

2011年2月9日

はい、どっとこ・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおますよ。
地球型ハウス=フラー・ドーム・ハウスに住み始めて早くも半年を過ぎます。 球体の家に住まうという既成概念をこわすような印象ですが、いざ住んでみると とてもゆるやかで、快適な生活空間であることに気付きます。
球体のメリットとは・・・・? 窓は、全方位にありますから、いつも日差しが差し込んできます。玄関は西側なので 西日は避けることができます。
天球は7mちかくあり、頭上に何もないという感覚は 解放感と空を見上げるような癒しを与えてくれます。
夏は、窓を開けると風が循環し 冬は、薪ストーブの熱を全体に対流させてくれます。熱循環の良さは、四角い家には ない性質です。一階リビング床面積は25坪ありますが、8畳用エアコン一台で冷え ます。
そして何よりも一般住宅との大きな違いは一体感です。四角い家が部屋を分離して 個別化するのと対照的に球体の家は、一体感をもたらしてくれるのです。 住空間を包み込んでくれるゆるやかさが、ドーム・ハウスの特質と言えるかもしれま せん。
巨大な天球へとつながるホール・リビングは、ゲストや家族とリラックスして 過ごすにふさわしくのびやかさな安らぎを与えてくれるのです。
そして、構造的な安定性は、ジオデシック構造により、強風や地震や積雪から守って くれます。台風の時も家がゆれるということがありません。
愛媛県産の杉材をふんだんに活用した白木の床もナチュラルな素材感とともに保温と 湿度の吸収、通気性にすぐれています。 そして、もっともありがたいのは、ローコストであることです。 最小の部材で最大の空間を得られるのは、球体なのです。
今回、第六回松山市商工会 工業ブランド製品NEXT ONENで激励賞となった 背景には、ジオデシック構造、愛媛県産木材の活用、エコ、ローコスト、ナチュラル志向 などの観点からの評価と思われます。 ナチュラル志向は、工業部門でも重要なテーマとなりつつあるようですね。
四角い家という既成の住まいから球体の家と言う未来型・地球型の住まいを考える 良き生活空間と思っていますが、より多くの方にご理解いただきたいものです。

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