チューニング完了、ネクスト・ヴィジョンへ

ドームハウスペーパーモデル
『ドームハウスの歌』バックミンスター・フラー

2013年9月1日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。
長雨と台風の過ぎ去る週末でした。六月の末から始まったチューニング作業を 完了しました。昨日、直観があり、「無事、完了」という声が聴こえました。
この三カ月間考えたことは、それはそれで過ぎてゆき、ネクスト・ヴィジョンとして 再び種まかれ、生育してゆくのでしょう。
ヴィジョン・クエストというのは、「輪郭を描く作業」に似ています。 文字通り、「大地に絵を描く」のです。 それは、畑を耕し、種を撒く行為に似ています。
やまねこは、四年前にこの夢の里の大地に竹の棒でドームハウスの絵を描きました。 松山市内から夢の里に通いながら、何度も何度も円を描きました。
そして、一輪車と鶴嘴を買ってきて、目印を大地に打ち込みました。 ドームハウスの種を撒いたのです。
そして、ペーパー・モデルを作り、数十人の人に 見てもらいました。そうこうしているうちに「ドーム構造」を十年間研究している 大工さんに偶然出会いました。大工さんにドームハウス計画を持ちかけると即断して くれました。
そして、設計士さんを紹介してくれました。 設計士さんはドームハウスの構造を解析していました。
大工さん・設計士さんと打ち合わせながらで設計図を完成し、見積もりをおこし、着工の運びに なりました。杭を打ち込んでわずか二か月後のことでした。
地鎮祭の日その中心点に父の彫った 観音像を埋めました。霊的な種を撒いたのです。 地鎮祭は自分でしました。工事に関わる方々が出席してくれました。
あれから三年半が過ぎます。 ヴィジョン・クエストは、輪郭を描く作業に似ています。 まず、大地の一点からはじめ、線を作り、線をスクロールさせて面を作る。 そして面をスクロールさせて球体を生み出すこと。 描かれた輪郭は、やがて質感を求め、色彩を求め、形態を求める力を呼びます。
大地に描かれたということは、すでに実現すべく種が蒔かれたということです。 光と水と大地があれば、まかれた種は成長し、緑の息吹きになります。
グリーン・ビジネスとして始まったドームハウス愛媛もこれから、ネクスト・ヴィジョンの ステージかな、と思っています。

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