2021年7月22日
CLT木材でドームハウスの構造立ち上げ開始から約1週間。
内部の壁面と2Fの床面が出来ています。
壁も床面もCLT木材を使用しています。もちろん柱はありません。
第4ドームハウスは初号機であるライフデザイン研究所のベーシックプランをベースにしています。
直径9.3mのドームの約1/3にキッチン・トイレ・バスルーム・収納スペースを設置しています。その天井が必然的に2Fの床面になります。
CLT木材の木目も味わい深く、そのまま見せて用い、ナチュラルな仕上がりになりました。
CLT木材での内部の建て込み工事が終了し、天球部分の工事に入りました。
天球のパネルに板が貼っていますが、これは足場です。
三角パネルを組み立て、ピッタと合わせるのは大変です。
寸法通りに作っても、木材はねじれが出てしまいます。
それを微調整しながらパネルを合わせていきます。
フレーム工法では初めに伝統工法の組み木の手法を用い、 三角フレームを球体に組み立てていき、骨格を作ってから、パネルをはめ込んでいくという手順で行うため、比較的簡単に天球面の工事は進んでいました。
工法の違いもあり、今回は試行錯誤で進んでいますが、仕上がりは非常に強固な建築物となることでしょう。