冬支度

どんぐり館

2013年10月12日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ通運でございます。
少し早めの冬支度をしていました。薪ストーブの煙突掃除、倉庫整理、工具の手入れ 畑の種まきなどなどの雑用です。そして、いくつかの事務処理。 事務処理で来訪したどんぐり館のN社長と夢の里とビジネスを巡って語らいました。
N社長はビジネスにおける「コーポラティブ」というキーワードを大切にするのが モットーです。事業が関わる人にとって、生活共同体になるように組み立ててゆきたい、 と語ります。Nさんの長年の経験に裏付けられたものと思います。
「みんなで助け合えば、ひとりひとりの暮らしが豊かになるんよ。空いた時間を有効にしたり、それぞれのの共有部分を楽しみとして分け合ったり する工夫をすれば、質素でも楽しくやってゆける。」 と語るN社長の「暮らしの発想」はそのままビジネスにも生かされているようです。
夢の里という基盤はそんなコーポラティブ・ビジネスを展開してゆくのにふさわしい場 を提供してくれます。そして、ドームハウスもまたコミュニティ性をフルに活用できる ツールとして生かされています。 夢の里エコ・ヴィレッジ計画は、2014年ネクスト・ヴィジョンに向けて一歩ずつ進んで いると感じます。
里山資本主義とは、私的利益よりも共同利益を優先しビジネスの循環型のシステムを創出する ものですが、Nさんもまた里山ビジネス・モデルの試みを続ける人なのでしょう。 かつて農業・林業・果樹栽培しかビジネスが考えられなかった里山で自然エネルギー発電や工房 やコミュニティが次々と生まれてゆく時代が始まっているのかもしれません。
夢の里で起きていることは全国の里山でも共有されているような気がします。 夕刻、本屋さんに行ったら『里山資本主義』(藻谷浩介・NHK)が増刷改訂版が「発行一か月で 10万部突破」とポップ付きで山積みされていました。


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