ふたたびジオデシック構造体から

2010年3月ライフ・デザイン研究所 施工時
『バックミンスター・フラーの挑戦 デザイン・コンペPV』

2013年2月27日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ亭でございます。
フラードーム・ハウスの改訂版カタログの完成を前に設計士コッシーさんと 話し合っておりました。
思えば、ライフ・デザイン研究所の建設に取り掛かって まる三年が過ぎました。
ながらく温めてきた「夢の実現」の出発点だったかなと 思います。
フラー博士のシナジーの具現であるジオデシック構造体が自分の職住兼用 のオフィスになるという感動をかみしめたあの頃を感慨深く思います。
あれから六棟の施工プランの完成を経てきました。 石の上にも三年。ドームハウス事業もセカンド・ステージに進んで行くのでしょう。
先月神戸クリエイティブ・センターでフラー研究家、アート・ディレクターの芹沢高志 さんのレクチュアがありました。残念ながら参加できませんでしたが・・・。
「アメリカ・マサチューセッツ州出身のバックミンスター・フラーは、思想家、構造家、建築家など様々な顔を持ちます。1895年の生まれである彼は、まさに20世紀という時代とともに生き、ダイマクション三輪自動車、ジオデシックドームや立体トラスといった時代を超越する発明を行いました。それだけでなく、「宇宙船地球号」概念や「デザインサイエンス革命」を提唱し、予想しうる地球時代の問題を克服しようと試みました。 本講座では、フラーの代表的著作『宇宙船地球号操縦マニュアル』の翻訳者である芹沢高志を講師とし、地球的な視野や卓越した創造性、「モノ」から「コト」のデザインへの移行など、「デザイナー」としてのフラーに光を当て、これからの時代に求められる新たなデザイナー像を見い出します。」
デザイン・サイエンスというコンセプトの生みの親バックミンスター・フラーの思想実験は 確実に新たな時代のキーワードになってゆくような気がしています。
『宇宙は、人間が成功へと導かれる唯一の方法は失敗から学ぶことだと教えてくれる。  失敗とは、個々の人間に生きるということを悟らせるために宇宙の叡智がとった もっとも 力強い方法である。人間のこころは 宇宙の中で完全な成功を収めるようにデザインされている。』 「宇宙エコロジー」 R.バックミンスター・フラー
「自分らしさを創る」「自分の住みやすい環境をデザインする」という大地に根ざした発想を持って、当社は、ドームハウス事業を通じて皆様の「自分らしいライフデザイン」をサポートいたします。HPより もう一度、出発点に帰って新たなステージを再起動してゆきたいと思うのでした。


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