2014年6月17日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ閑々堂でございます。
ミニマム・ライフを始めてすでに四年が過ぎます。
ミニマム・ライフとは拡大的生活ではなく、必要にして十分な満足生活のことです。
自然と触れ合ったり、スローフードを楽しんだり、畑を耕したりというイメージで 多くの人が「スローライフ」をイメージしますが、それは見掛け上の部分であって 本質はもっと「内面的」問題かもしれませんね。
「北カリフォルニアの山の中にひっそりと佇む小さな家「Innermost House」。
自己の内面の最も深い部分と向き合う暮らしを追い求める、Michael Anthony Lorenceとその妻Dianaの小さな住まいです。ふたりは手探りで研究を重ね、25年間に20回以上も引っ越しをしたそうです。
そしてついに、夫Michaelが自らその答えを見出し、「Innermost House」を設計したのです。 この家の面積はわずか12フィートスクエア(約13.38㎡)。丘が北側にそびえ、森に囲まれています。南側のオープンポーチが玄関です。中には5つの部屋があります。 この家には、電気やその類いのエネルギーはありません。火をおこして家の内部を暖め、料理をし、お風呂を沸かします。薪は、地元の果樹園で剪定された木の枝です。夏には石炭で料理をし、冷たい水で洗濯をし、キャンドルで家の中を照明します。伝統的な汚水処理タンク方式を取り入れ、わずかな水しか使わずに暮らしていけるそうです。」(「未来住まい方会議」より)
こんな暮らし方を試みる人もいることが、ミニマム・ライフのヒントです。
『森の生活』を書いたヘンリー・D・ソローの言葉に
「私が森に行って暮そうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に実は本当は生きていなかったと知ることのないように。暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。
私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は今を生きたいのです。私はあきらめたくはありません。私は深く生き、暮らしの真髄をあじわいつくしたいと熱望しました。」
今日はオフグリット発電構築に必要なバッテリー、インバーター、パネル用ケーブルを 注文しました。パネルなどが届く週末には構築に取り掛かろうと思います。
やまねこにとっては、夢の里で暮らすことも生活の場がドームハウスであることも ひとつらなりのライフ・デザインなのです。
そして、電気の一部を太陽光発電でまかなうことも、クローバーを撒いて土地を肥やしてみる工夫も 畑作りも夏安居の瞑想と読書もすべて「循環型生活」という基本テーマに戻ることです。 「基本に帰る」満足生活モデルの実験は続きます。