ブログの効果

ライフデザイン研究所(ドームハウス愛媛)

2013年3月16日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこ万年堂でござります。 そろそろこのブログも満六周年です。
ベンチャー・キャピタリストの辻俊彦さんは次のように語ります。
『日記に『感想』を書く必要はない。じぶんがその日、取った行動を客観的に記録すればそれだけで十分なのだ。(中略) 航海日誌をつけることによって、一度しかない人生という航路のなかで出会った輝きを、最後まで失わずにすむのである。
ブログにジャーナリズムを求める方もいらっしゃいますが、Web日記ということで言えば、行動の客観的な記録だけでも意味を持つと思います。私自身の場合も、行動記録と考えを綴るものとは、別サイトで書いています。 日記を書く気力が低下したことはありました。しかし、ブログを読んでくれる仲間の体験や意見は参考になりますし、いい刺激になりました。普通の日記なら3日坊主になっていたかも知れません。それに、過去のブログを読み返すことにより自分の現在地を確認することができます。おまけに、日常の些細なことに気がつくようになりました。』
つまり、ブログを航海日誌、ナビゲーションと捉えているのでしょう。
やまねこもほぼそんな効用と考えています。
もうひとつは、備忘録プラスワークデスク のポートフォリオと考えています。
それなら、秘密の日記やワークシートにすればいいじゃないかということになりますが 公開性がないため「真剣な表現」にならず「らくがき帳」になってしまいます。 誰かが読み得るものだからこそ、記憶すべきことが書けるのです。 らくがきなら、自分のノートに書き込めばいいのです。
公開性のない知識は現代ではあまり意味はありません。 勿論、プライバシー・ポリシーは守りながらの記録ということでもあります。 公開性のない知識、手法、ビジネスなどすでに時代遅れで稚拙なものになりさがっている ことこそ考えるべきかもしれませんね。
『「ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず」 鴨長明の『方丈記』の有名な一節です。このフレーズで示されているのは、川の流れが絶えないという持続可能な状態と、それに一見矛盾するような、けれど、流れる水は常に異なっているという無常観だと思います。
サービスデザインにしてもその他のソリューションを考えるにしても、これからの社会で持続可能なしくみというものを考えていこうとすれば、このフレーズで描かれた「ゆく川」のように、持続可能でありながら常に変化しているようなしくみとして実現されることが重要になってくると思っています。
今回は、そんなサステナブルかつ無常であるしくみについて、すこし考えてみたいと思います。』
Think Social Blogのコブロ・デザイン・システムのコンセプト・ワークの一節です。
わたしたちひとりひとりが、自分の生活デザイナーであり、ソーシャル・デザインの文脈の 中にいることを認めるべき時代かもしれませんね。 やまねこもまた、ソーシャル・ブロガーのひとりということです。


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