2010年2月16日
はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
伊予郡砥部町三角の『夢の里とべ』に ライフ・デザイン研究所設立をひかえて、クリエイティブなワークとしてのビジネス・モデル を考えています。 『夢の里とべ』エコ・ヴィレッジ構想は、作ること、育てること、助け合うこと学ぶこと、 がキー・コンセプトですから、暮らしと仕事とエコロジカル・ヴィレッジが、相互扶助の理念 によって、包括されていることが必要です。 そんなことを考えながら、先日少彦名神社の山道を登っているとホコリタケを発見しました。 やまねこは、『カルチャー・クリエイティブなビジネス・モデルはこれだ!!』と思いました。 ホコリタケは、胞子を汲んだカサの部分が風船状になっていて、動物などが踏むと胞子をホコリ のように噴射して、周囲に胞子を撒き散らします。動物が踏んでしまうことを前提としているか のような生殖行動です。それは、ミツバチの密集めが花の受粉を助けることと似ています。 花は、ミツバチの密集めを前提として生殖活動をサポートしているのです。
地球環境学者バックミンスター・フラー博士は、この自然界の不思議に注目していました。 これらを博士は、宇宙的共生のエコロジーのモデルと見ていたのです。博士によれば、ミツバチ の行動のベクトルに対して、受粉を助ける部分は、90度の方向にあるというのです。
現状のビジネスは、提供者と受益者が「与える側と受け取る側」に分岐していて、金銭で やりとりされています。お互いが、経済のみでつながっているのです。 わたしは二十一世紀型のビジネスは、この関係をメタモルフォーゼして、包括的なデザインで 包むべきだと考えています。それは、共生関係という第三項をテーマとすることです。 ミツバチのように花の受粉活動を助けること。それは、地球全体のライフ・デザインに沿った ものであり、自らの密集めの活動の基盤を支える行為でもあります。
そのように二ユー・ビジネス・モデルは、提供者と受益者が相互に経済ルートの外でも助け合う ことが可能となるのでしょう。 それは、今後迎える相互扶助社会のグランド・デザインとつながっているのかもしれません。