ジオデシックと夢の里とべ冠雪!

『マンデルブロ集合』

2011年2月11日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
朝、目が覚めたら天窓になにやら 白いものが・・・。外に出でみると夢の里とべは、一面の銀世界です。
愛媛県はあまり積雪に悩むということがありませんが、各地で雪の被害続出ですね。
あらためて、バックミンスター・フラー博士の『宇宙エコロジー』を読んでいます。 訳者の梶川泰司さんは、フラーの共同研究者でもあり、以前広島におられる時、一度 お会いしたことがあります。

ジオデシック・ドーム・ハウス
一回の飛行で輸送と設置ができ、アメリカの南極基地の直径43メートル、 床面積1400平方メートルの、 ステンレス鋼とアルミニウムでできたジオデシック・ドームは 風速120m以上のブリザード(極地に見られる暴風雪)に耐えられるばかりか 完全に雪に埋没したときの積雪荷重に耐えられる。 つまり雪かきのまったく不要な構造を どうして日本の豪雪地帯に建造しないのか。 同時にこれ以上の経済的な耐震機能を備えた空間構造は 建築テクノロジーには存在しない。 極地での日常的な頻度で発生する非常事態が、 建築ビジネスではないだけである。                     梶川泰司

積雪や地震、突風に対する最強構造を持つジオデシック・ドームは、日本では 富士山の測候所レーダーのドームとしてはじめて建てられました。 雪かき不要の豪雪に耐える構造でありながら、あまり建てられていないのは 日本の建築業界の営利最優先と施工能力の立ち遅れにすぎないのです。 また、台風や地震への耐性、循環性、エネルギー効率の良さ、空間的な開放性 の面からもドーム・ハウスは、高度の適合性を持っています。
四角い家と言う固定概念を破壊する・・・このハードルを越えて未来的な循環型生活 を試みるのも決して無謀ではないと考えるのですが、いかがでしょうか? わたしは、利益最優先よりも生活最優先で暮らしたいと思っています。

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