2014年6月11日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ堂でございます。
以前「お金を使わない」「お金を借りない」で検索したら、「お金を使う」「お金を借りる」 しかヒットしない現象は、現代社会の本質だと書きました。
同様に「何もしない」でヒットする事項はほぼありません。 何かをしたり、何かを買ったり、何かに参加する、つながる、求めるのが現代です。
あらゆる人たちが何かを求めて何かをしようと情報の海の中を移動しているということかな。
自然農法家の福岡正信さんは以前 「何もしないことが天地自然の創造力、人はそれを手伝うだけ」と自然農法の極意を語りました。 それほどに現代農法はあらゆることをしてきた。結果は大地も作物も自然も疲弊してしまった。
「科学とは、光学理論を駆使して優秀なメガネを作るようなものだ。 科学者はその性能を自慢する。 でも、なぜメガネが必要になったかというと理論ばかり重ねて目を病んでしまったからなんだ。」 そんな風に事あるごとに語りました。
それほどまでに私たちは「何かを成し遂げないといけない」 「何かをキャッチしたり、ゲットしたい。」と情報の海を探ります。
そんな社会だからこそ「何もしない」ことは、最高の過激な手法になりえます。
「何もしないでいる」ことが困難なのです。 Do Nothing! あるいは Do more with Less!とつぶやいてみること。
何もする必要がないとしたら・・・・何かをなそうとすることから何が得られるか または得る必要があるかが見えてくるかもしれません。