クリスマスイブ ヴィジョン・クエスト・・・。

2012年12月24日

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。 クリスマス・イブですね。
やまねこは、一年をふりかえり、新年へのヴィジョンの構築作業に勤しんでいます。 まずは、一年に感謝し、新年に向けて英気を養いたいと思います。 さて、2013年のヴィジョン・クエストとは・・・・?
2012年の総括からはじめましょう。  
やがて青銅の海の天空に  黄金のトライアングルが現れる                      ルドルフ・シュタイナー
ルドルフ・シュタイナーによると現代は、人間が鉱物界に働きかけてもっとも文明を発達 させている時代だというのです。 確かに生活物資の多くも鉄道も電信も自動車もエレクトロニクスもすべては石油を含む鉱物 を加工・変性したものです。シュタイナーはそれを「青銅の海」と呼んでいるわけです。21世紀はそんな文明が頂点に達して地球全体が青銅の海に覆われているとも言えますね。
そしてそんな文明の頂点からの臨界として『黄金のトライアングル』が出現するというのです。
黄金のトライアングルとは、二つの三角形からなります。 上昇する三角形と下降する三角形のヘキサグラム(ダビンチ・コードのシンボル)です。 下位の上昇する三角形は、肉体とエーテル体とアストラル体を頂点としており、 上位の下降する三角形はマナス(霊我) ブッディ(生命霊) 霊人(アートマ)を頂点としている。
人間は肉体レベルにおいては、地球と言う鉱物・星の産物ですから、この星の組成を変化 させる役割を担っているということなのでしょうか。 やがて変化した肉体の下に黄金の三角があらわれ、この牢獄のような青銅の海を変化させる 方向に向かっているのかも知れません。
精神科学は、未来への人間の可能性を示唆していますが、物質科学は人間の過去の遺産の上に 成立しています。現代のわたしたちの役割は、物質科学を精神化学の光の中でもう一度、変性 しなくてはなりません。
黄金のトライアングルとは、人間に可能な意識の進化を暗示しています。 アリストテレスのオルガノン、そしてフランシス・ベーコンのノウブ・オルガノンの近代を 乗り越えて、新しい時代の第三の道・・・・ターシャム・オルガノンの時代にさしかかっている のではないでしょうか。
2013年のヴィジョンは、わたしたちひとりひとりに「人間に可能なあり方」をドラスティックに 問いかけてきます。
過去の権威や慣習や伝統は粉々になってゆくでしょう。 崩壊してゆく時代の瓦礫の中からこそ新しい時代は生まれてゆく。 物質が光になろうとする努力の体系をノヴァーリスは魔術的観念論と呼びました。 デザイン・サイエンスの使命は、この魔術的観念論を地上に下ろしてゆく作業なのだと 思っています。

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