タオイズム1

求めない」加島祥造
「求めない」加島祥造

2007年10月26日

最近、タオイズムが静かなブームですね。加島祥造さんの「求めない」がベストセラーだそうです。

「求めない」で始まる詩集 です。
「求めない――すると、本当に必要なものが見えてくる」
「求めない・・・すると自由になる」。

加島さんは詩人、アメリカ文学者であり墨彩画家です。
「何かが欲しい、手に入れたい、誰かのようになりたい、誰かにこうしてもらいたい」――人は誰でも求めます。まったく求めないでいることは難しいけれど、信州の自然になかでくらす83歳の加島さんは「ほんの3分でいい、求めないでごらん。不思議なことが起こるから」と語りかけます。

わたしたちはいつも何かを求めて生きています。それは至極、当然のことで食料を求め、配偶者を求め健康を求め、安らぎを求め、才能を求め、幸運を求めます。
ただ、求めすぎて大切なものまで失いがちです。
こころのスロー・ダウン、クール・ダウンをするためにも、たまには「求めない」を心の中でつぶやいてみるといいかもしれません。求めすぎて大切なものを失うよりも、求めないことによって得ているものを確かめるゆとりのこころが必要なのかも知れません。

今あるものを見つめ、その深みにやすらぐこと。
ただ、いま、ここにいて、わたしでいること。
この本はそんなこころのゆとりをあたえてくれます。

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