黄金瞑想6

『ノース・スター』ロバート・フリップ

2013年12月15日

はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ堂でございます。
寒さも深まり、いよいよ年の瀬の雰囲気ですね。
来週はライフ・デザイン研究所も忘年会です。
黄金瞑想を続けています。黄金の卵の中で鳥になっています。
「また云く、「もし能くこの勝義に依って修すれば、現世に無上覚を成ずることを得」と。
また云く、「当に知るべし、自身、即ち金剛界と為る。金剛と為りぬれば、堅実にして傾壊無し。我、金剛の身と為る」と。        
『大日経』に云く、 「この身を捨てずして、神境通を逮得し、大空位に遊歩して、而も身秘密を成ず」と。
「この生に於いて悉地に入らんと欲わば、その所応に随って之を思念せよ。(「即身成仏義」)
と弘法大師も説かれています。なにやら難解と思われる人もいるかもしれませんが 「私は、そのような金剛の身になろう。」と。
『大日経』の「悉地出現品」にいうには、
「この身このままで、思うままに行動できる不思議な力を得て、大いなる空の境地において自由にふるまい、しかも聖なる身体を完成することができる。」と。
「 空の境地において自由にふるまい、しかも聖なる身体を完成」というところがポイントです。 密教の身体論はこの「金剛身」を得ることと説かれます。
即身成仏は「即身」であって「即心」ではない。
六大無礙にして常に瑜伽なり といわれるように天地自然のすべてがわたしたちと一体である。 宇宙にあるものは人体にあり、人体にあるもの宇宙にある。
「身秘密」は『大日如来』そのものであると説かれ、大いなる空であるというのです。
「即身」とは「生まれたままのわたしたち」でもあります。 たとえば赤ちゃんの身体の動き、生命を育む力を観る時この言葉の響きを感じ取ることができます。
また、打ち寄せる荒波の響きや泡沫に感じ取ることができます。 そして風に舞う雪の結晶のきらめきの中に聞き取ることができます。
「この身このままでほとけになる」ということはこの身このままで「金剛身」ということなのです。


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