2012年3月15日
はい、ドット・コムニチハ(=^o^=)山ねこ山でおますよ。
森の生活について考えています。薪割りをしたり、奥池のほとりを散歩したりしている 今の暮らしは、確かに「森の生活」なのですが、人里離れた山間地というほどのもの でもなく、車ならわずか五分でショッピング・センターまで行けます。 夢の里は、自然と町場に近い環境なので便利といえば便利、不便といえば不便なのです。
何を持って便利というかは、個人差と価値観がありますから・・・。 とまれ、便利よりも自然との共生を考えて二年前に夢の里に居をさだめたというわけです。
朝の奥池の周辺は、山の大気が濃密です。かすかに春の匂いが香り、池の水面には朝もや 小鳥たちのさえずりが楽しめます。 あまりにも静かな場所なので、鳥や獣たちの泣き声が谷に響き渡ります。
森の生活は、わたしにとって「ゆっくり生きる」場を与えてくれます。 都市生活がスケジュールと時計で刻まれているとしたら、森の生活は時計の存在を忘れ スケジュールを忘れがちな空間なのかもしれません。
とにかく何事もゆっくり取り組む、ゆっくり歩く、ゆっくり食べる、ゆっくり仕事する のが森の暮らしかもしれませんね。
そしてもし可能ならば「ゆっくり考える」ことをお勧めします。 なぜならば、わたしたちは日々の生活に追われているとゆっくり考えることをしなくなる からです。 多忙なスケジュールをこなし、時間に追われる生活と「考えること」は相性がよくないの でしょう。
「ゆっくり考える」・・・・それはたぶん、自分を振り返り、日々をふりかえり、「暮らしの リアルを見つめる」ことからとりかかれそうです。 リアルな暮らし方が「森の生活」の基本ということかな・・・・。