2013年8月15日
はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこ庵でございます。
六十八回目の終戦記念日でしたね。やまねこは、兄と共にお墓の仕事を終えて 高井の里の「ていれぎ温泉」でお盆の仕事の疲れを癒していました。
父が亡くなって以来、十八年のお墓守りの仕事でした。石手寺霊園には4000基あまりの お墓があります。近年、お墓参りの数も年々減り続け、時代の変遷と共に閉店という ことになりました。
兄とここ30年に及ぶ石手寺の物語を語らっていました。先代住職や父について お寺の仲間について、走馬灯のような語らいは陰翳礼讃な世界かな、と思いました。
わたしたちは、二人とも元・出家なのです。 出家とは、神仏に仕えることです。 人に仕えることを在家と言います。 そういう意味では、私も兄もお寺持ちではありませんが、今でも出家ではあります。
その昔、父と母は戦争の時代を生きました。 戦後の歴史はある意味で焼け跡復興と繁栄の歴史とも言えます。 そして再び、わたしたちは東日本大震災と原発事故を体験し、第二の復興の時代と放射線 汚染の時代を生きています。生命の危機という意味では、同じかもしれません。
夕刻から家内と共に八坂寺前の「衛門三郎の里」さんの灯篭まつりに参加しました。 地元幼稚園の園児さんたちが作った灯篭を囲んで、夕涼みの時間を過ごします。 そして、万燈をともされた八坂寺さんをお参りしました。 家内とお四国参りを続けてきましたが、また時間を作ってお四国遍路をしようということに なりました。
『衛門三郎の里』店主のIさんが、八坂寺前(現在の衛門三郎の里)で詠んだ句を教えてくれました。
秋風 あるいてもあるいても 山頭火