映画『スライブ』を観る

『スライブ』日本語版

2012年4月23日

はい、どっとこ・もーにんぐ(=^o^=)やまねこでおますよ。
多忙な週末を終え、日曜の午後話題の映画『スライブ』をゆるゆる観ていました。 友人がDVDをプレゼントしてくれたのです。
この映画は、アメリカの企業P&Gの創立者の孫にあたるフォスター・ギャンブル氏 夫妻が製作したものです。
石油中心の現代のエネルギー政策から自然エネルギー、 フリー・エネルギーへの転換をテーマとするサイエンス・ドキュメントであると同時に 過去「陰謀論」としてマニアックなテーマとされた現代社会の仕組みをわかりやすく 解き明かす映画です。
とはいえ、全体としては歴史は転換しつつあり、人間は進歩できる 存在なのだという希望を訴えるものでもあります。
多くの陰謀論は、支配階層には逆らえない・・・という失望論が背景にありますが、 『スライブ』では、金融の仕組みを解き明かしながら、バックミンスター・フラーの 未来科学やマハトマ・ガンジー、キング牧師の社会運動などを例として、ひとりひとりが 足元から変革を試みることが大切なのだと訴えます。そして、ネットワークを広げて ゆけば、このシステム社会から自由な生き方が世界に広がってゆく・・と結んでいるのです。
確かに楽天主義かもしれませんが、現代のような暗い世相に希望の明かりをともすことは 大切なことのようにも思われます。
アメリカの富裕層の頂点を生家とするギャンブル氏は、一面支配階層とも言えるのですが 少年期から自分の生育環境が巨大なシステム社会のピラミッドの頂点にあることに疑問を いだきつつ宇宙のしくみに深い関心を持ちます。
そして、トーラスというエネルギー・システムが自然界に普遍的に存在していることに 気づきます。
トーラス(torus、複数形:tori)とは、種数 (genus) が 1 の閉曲面。 あるいは、その面に内部を加えたもの。正確には、こちらはトーラス体 (solid torus) と呼ぶ。まれに、面のほうをトーラス面 (torus surface) と呼ぶこともある。 輪環(面/体)、円環(面/体)などともいう。ただし円環という言葉はアニュラス(annulus、環帯)という別の図形に用いることもある。
このトポロジー・モデルが未来のフリー・エネルギーの形態で「空間からエネルギーを取り出す」 ことを可能にしているというのです。
ニコラ・テスラなど多くの科学者がトーラス・エネルギーの 開発に成功しつつも、政府の妨害で研究がとん挫してきた・・・というところから石油メジャー 穀物メジャー、電力・株式・金融と政府機関のつながりへと進んでゆきます。
やまねこ的には、このあたりはおなじみの陰謀論。要は「お金至上主義」が社会の頂点にある ということでこれは万人が認めることとも言えるでしょう。 しかし、だからこそこの映画の基本テーマは新しいとも言えるのではないかな。 やまねこは、この経済至上主義が、ちかく崩壊してゆくと考えているからです。 特に日本から全世界に発信してゆくテーマではないかとも思うのです。 お金以上の価値観のもとに生きる知恵は古来、日本人が守ってきたことなのですから・・・。
なお、現在は『スライブ』全編をu-tubeで観ることができます。

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“映画『スライブ』を観る” への3件の返信

  1. スライヴ 、ヤフーブログのブロ友の記事で知りザッと見たのですが、トーラスの意味とイルミナティの陰謀論がどう結びついているのかが今ひとつ分かりませんでした。
    これを機にもう一回ゆっくり見てみたいと思います。

  2. 私もこのビデオで結局、何が言いたいのか良く分かりませんでした。
    イルミナティの子孫も増えているので、内部の利権争いで作ったものにみえるね。内ゲバか?と話しをしていました。真相は、分かりませんが。

  3. スライヴ 、今見終わりました。
    トーラスの構造がゼロ点エネルギーの開発に繋がり、それを金融支配者が阻止しようとしている、という形でトーラスと陰謀論が繋がっている事は理解できましたが、シナジェティックスについても陰謀論についてもかなり幼稚でナイーヴなものだと思いました。苦笑

    スライヴは流行っているようなので一度ブログで反論を書かねばならないと思います。

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