2009年6月19日
はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこは、雨乞いに伊予稲荷神社を参拝しました。
一年半ぶりの参拝でありました。田植えシーズンなので、豊かな実りをもたらすというお稲荷さんが雨乞いにはふさわしいと思ったのです。
伊予稲荷神社は、恵比寿さんのお祭り期間の様子で、晴れ渡る空の下涼やかな風が凛凛としていました。
拝殿を拝んだあとに奥の院、久美稲荷さんと恵比寿さんのお社も参拝しました。
ここの神霊は、どこかほんわかしていていごこちがいいものがあります。
周囲は、田植えを終えた水田に囲まれています。地名も稲荷というのです。
お稲荷さんは、ふつうおキツネさんと思われがちですが、あれは眷属さんであって、本体は、宇賀の御霊という美しい女神です。稲穂を肩にのせて白狐を乗り物としているのと鳥居の守護が狐のために狐の神様と誤解されるのでしょう。白狐は、稲荷神のお使い・・・パワー・アニマルなのです。
きつねうどん、稲荷寿司に用いられる油揚げが狐に好まれるせいもあって、稲荷=キツネというイメージにおちついたのかもしれませんね。
とはいえ、稲荷神にとってパワー・アニマルは、大事なお使いではあります。
たたり神、キツネツキなどと恐れられることもありますが、神仏を軽んじる風潮への戒めでもあったののでしょう。また土地の神様の別称となることも多いようです。宇賀の御霊は神々の世界では正一位という位にあります。お伊勢さんでは、豊受大神として外宮に祭られています。国民の食物を司るのが豊受大神、魂の活動を守るのが天照大神です。
わたしたちは、健康な食物で生活を営み、健全な精神活動を守ることができるのですから、お稲荷さんの恵みを日々いただいているわけです。
そして、死と霊性においてはスサノオノミコト、オオクニヌシミコトに守られています。八百万の神とは、わたしたちの身体、魂、霊性に宿る多様な働きの総称です。
早く雨が降りますようにと祈るやまねこ(=^o^=)でおました 。