千手観音と高縄山

高縄寺山門
高縄寺本堂
山頂から高縄半島を臨む
高縄山系の渓流

2009年6月8日

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。
雨の降らない愛媛は、例年のごとく渇水に悩んでいます。雨乞いになれば・・・との願いをこめて高縄山にお参りに行って来ました。

登り口は、ふたつあるのですが今回は、北条地区儀式から上りました。といっても車です。
こちらの道は、金蓮寺さんから九十九折のような険しい登攀道です。
いけどもいけども青い山かな・・・急峻な峰峰を縫うように登ってゆくと山頂近くの高縄寺さんにやっとの思いで到着。青々と苔むした名刹 高縄寺はしんしんとした霊山の趣がありした。

本堂に祀られているのは千手観音様です。「オン・マニ・ペメ・フーム」とチベットの観音様のマントラ をあげました。
『雨が早く降りますように』ともお願いをしました。

帰途は、石手川ダムの上流におりるルートで帰ります。
途中、渓流で涼をとりました。先日、汲みに行った『姆が水』は高縄山系の水であることをしりました。村人たちの喉を潤してきた滋養とミネラル豊富な水は、観音様の水だったのですね。

帰る道々、水不足に悩む愛媛とネパールが重なって見えました。
ネパールは、ヒマラヤ山系の豊かな水系の山麓なのですが、乾季は水不足に悩みます。
水道が止まったり、電気は時間をとわずよく止まります。ネパールの人たちは、乾季は慣れっこになって いて水不足と停電をなんとも思っていないようでした。
何千年に渡り超えてきた乾季と言う気候風土の試練のせいなのでしょうね。

日本は、多くの地域では水が豊富です。
飲み水で車を洗ったりする国はおそらく日本だけなのでしょう。水不足に悩む愛媛は、日本のネパールかな。
観音様の恵みの水をありがたく思う日曜日でした。

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