脳内麻薬エンドルフィン

『ピアノ・ストーリーズ』久石譲

2013年11月20日

はい、どっと・チューニング(=^o^=)やまねこ庵でございます。
禁煙して早くも二週間を過ぎて、ようやくにして禁断症状が無くなりました。
ニコチンVS脳内麻薬のプロレスとしてはエンドルフィンの勝ちということかな。
「精神性の高い欲求を実現している際には、エンドルフィンは抑制されずに放出されつづけるらしいのです。精神性の高い欲求とは一体何なのでしょうか?それは、見返りのない対象のない欲求のことです。食欲は食べ物を必要とします。性欲は性を必要とします。睡眠は身体を休めること、勝つことは負ける相手が、好かれるには好いてくれる相手が必要です。このような場合には、エンドルフィンの放出を抑制するように物質がでます。ところが、相手がどうであれ、周りがどうであれ、自分自身が全てを受け入れて完結できるような欲望は、ただ愛するという欲求です。だれかを愛するというのではなく、「愛する」という「受け入れる心」をただ純粋に高めていくような精神的な欲求は、エンドルフィンの放出をいつまでも持続させるといわれています。これは、純粋欲といわれています。 また、人生の中での自己を高めるための目的を見つけたり、それに前向きに取り組むことで、自らが高まっていく、自己実現を実践しつづけている状態などの、精神レベルでの欲求を満足させることが重要だといわれています。」
ということらしいので、麻薬を体外から取り入れる「中毒」ということはなく、 持続可能な良き精神状態を保持できるようです。
一方、セロトニンという脳内ホルモンのバランスも重要視されています。
セロトニンは、人の覚醒状態を作り出す物質で、セロトニン神経が放出します。快感物質でもあり、目覚めの爽快さ、覚醒の快感を作り出しているのがセロトニンです。
動物が生命活動を維持する上で、目覚めて活動することへのインセンティブ(ご褒美)として、遺伝子によって準備されているのが、セロトニンだともいえます。
このセロトニンが、危機に瀕しています。 幸せの神経、ハピネスの神経、いろんな言い方がありますけれども、覚醒のときに私たちの心と体を癒してしてくれる神経。快の神経。それがセロトニン神経です。
セロトニンが弱った状態とはうつ病・自殺傾向・パニック障害過食症・拒食症・慢性疲労症候群 などが懸念されます。
脳内の麻薬物質はとにかくも「スッキリする」方法は、できるかぎり「シンプル、ライト」 を心がけることかなと思います。
複雑化、重量化しない精神生活とはミニマムとナチュラルな暮らし方かなと思っています。
誰とも競争しないこと(勿論じぶんとも)、自分の価値観やライフ・スタイルに信念を持つこと ゆっくりと充実した暮らしを楽しむこと・・これを守っていれば特に問題はないような気がします。 そして、そこから生まれてくる自由な空間・時間を創造的アイデアに向けることかな。
ではでは、入院してきます。またまた。

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