2013年6月3日
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。
単なるやまねこ一般で ございます。 池田晶子さんの『魂とは何か』を読んでいます。
池田さんによると魂とは「わたしではないもの」ではない「内なる何か」なのだが つかみどころのないものであり、論理という網をすり抜けてゆく何かなのだ。 という表現で「魂の本質」を語ろうと試みます。
やがて、「犬の魂が犬の服を 来ている」とか「魂が人間の服を着ている」というしっくりした表現にたどり 付きます。そして、魂とはひとりひとり違ったものだという事実をすんなりと 認めたとたん、人間とはつまり「一応人間という共通の服を着た個的な魂なのだ」 と思い至ります。
そんなわけで、人間の服を着たやまねこは、ある鬱系の友人のサポート・ケアに とりくんでいるのですが、頭がハイパーなやまねこは、相手にショックを与えそう なので「鬱仲間」を装うべく鬱気分に浸って、抜き足差し足、猫足でアプローチを 試みている次第です。 確かに病気の人の魂というのは、それぞれのレベルで敏感なんですよ。
「はい、敵意はありません。」とか「あなたの役に立ちたいんですよ。」などと 言って近づいても容易にするりと抜けおちてしまいます。 一応、自殺や鬱の悪化の危険もないわけではないという事情もあり、ゆるやかに微妙に 近づいてみようということなのです。 友人ということもあり、何とか今よりも良き環境に改善してあげたいという試みですが 「魂」というのは、やはり難しいものですね。そもそもが自分も魂ですからねー。 夏の夜店のきんぎょすくいのように「魂」をすくいたいと願うやまねこでおました。
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