メンタル・ヘルスのすすめ

愛媛県庁
不思議の国のアリス マッドハッター

2008年8月18日

はい、やまねこです。(=^o^=)
お盆が明けて、子どもたちの夏休みも終盤。大人は仕事始めですね。
子ども達は、夏休みの宿題で大忙しになります。わたしも夏休み帳がまるで白紙だと気づいてあわてた思い出が一杯あります。
夏が行く頃は、ひぐらしと風と思い出が影絵のように感じますね。

さてさて、やまねこ郵便も15信を数え、淡々とメンタル・ヘルスをテーマに書いています。
「心のゆとりの作り方」がテーマなのですが、夏休みの自由研究のごとくわたしも日夜思案を重ねています。

人は、心のゆとりを失うと「もっと時間があればいいのに。」と思います。
それは、時間のゆとりが心のゆとりにつながると思っているからなのでしょう。
過密なスケジュールで過ごしていると自分が自由に使える時間が恋しくなり、もっと時間さえあればと考えるのです。そして雑務にまぎれて「時間を無駄に過ごした」と思うことがあります。

話は飛びますが「不思議の国のアリス」を読んだことがありますか?
イカレタ帽子屋と三月ウサギとアリスが時間を巡って話し合うところが出できますね。
帽子屋はアリスに向かって言います。
「君が時くんのことをよく知ってるなら『時間を無駄にする』(waste time)なんて失敬なことは言わないもんだぜ。時くんは丁寧に扱ってあげるべきだよ。」
アリス
「あら、時間って人だったのかしら・・。 でも音楽のレッスンでは拍子を打つわね。(beat time)」
帽子屋
「わかったぞ。時くんは、ぶたれるのがいやなんだよ」

わたしたちは、ついつい時間を無駄にした・・・などと口走り、またあわただしく次の仕事や雑務にとりかかります。
でも、帽子屋が言うように時間が人だったとしたら、少しぞんざいな扱いなのかもしれませんね。
もっと礼儀正しく扱ってあげるべきなのかもしれないのです。

昔の日本人はそれを「おてんとうさま」といって時間をていねいにあつかっていたのかもしれません。
時計が普及していない時代のことなのでしょうが、太陽の動きとお寺の鐘の音で時間を知ったということなのでしょう。
夏休みのおわりに地面に円を描いて、棒を立て、日時計の自由研究をした頃のことをふと思い出しています。やまねこ(=^o^=)でした。

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